数珠繋ぎ

ある意味有名な、関東バスのバス数台による数珠繋。
数珠繋ぎとなった4台が、全部が同じメーカーのバスというのもそうそう機会無と思う。

4台並びで、前から宇都宮200か413、クルマ、栃木22う951、栃木22う150、栃木22う1052の順番で、メーカーは全部いすゞ自動車。

このうち、後ろから2台めの栃木22う150が、一昨年の秋に窓ガラスリフレッシュされたのできれいです。

その前にいる栃木22う951のガラスと比べてみても、そのきれいさがわかると思います。

2月6日12:53頃撮影

JR線を越す 西口側

雷都レールとちぎの案では、この付近の在来線と新幹線の間を通すようですが・・・。

参考 雷都レールとちぎの模型
http://www.t-lrt.com/rep/data/event/1145361510.html

実際に見てきましたが、在来線と新幹線の間は、JR関係の構築物(倉庫か乗務員の基地)があるし、高さ制限もありそうですので、どのみち新幹線の上を越すことになりそうかな。

今泉アンダーのほうまでいけば、空間的には空いているけど、その先(JRを越えたところ)がJRの線路と道路を挟んですぐ住宅地で、高架線を通すには橋脚の場所があまりなく、大変そうです。
そうでなくても、今泉アンダーがあるので、強度的に大丈夫かな?

群馬の場合(乗り継ぎ拠点)

群馬県は、バス路線の廃止が相次ぎ、館林市が一時期バス無しの市となったことなどから、バス網や乗り継ぎ拠点の整備に熱心です。

主な乗り継ぎ拠点

<バスターミナルおおた>
空港行きや近隣の駅と駅を結ぶ路線などが乗り入れています。
駐車場完備、まちの駅
http://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0050-005shimin-koutsu/busturminal-annai.html

<まちかどステーション広瀬>
高速バスと巡回バスの一部が乗り入れ
バス停、まちの駅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%BA%83%E7%80%AC

<高崎駅東口高速バスターミナル(設置工事中)>
http://www.city.takasaki.gunma.jp/kou-t/19-12-1/19121-10.pdf
~以下主要な部分を抜粋~
『東口駅前広場に隣接して建築中の家電量販店の本社ビル一階に
設置します。』
『大型バス八台分の乗降スペースを円状に配置し、行き先や時刻表などを表示する案内所もターミナルの中央に併設する予定です。
 ターミナルを設置し、既設路線の発着所を集約するだけでなく、さらに新規路線の誘致を積極的に行い、高崎と日本各地の主要都市を結ぶ高速バスの拠点として整備していきます』

<前橋バスセンター、館林バスセンター>
これは、高速バスを運行している日本中央バスの営業所で、同社のタクシーとの乗り継ぎができる。有料駐車場も用意されている。

<道の駅 ふじおか>
藤岡ICに隣接していて、空港行き、都市間高速バスが乗り入れている。
駐車場の他にバス利用者用有料駐車場も備えている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%81%B5%E3%81%98%E3%81%8A%E3%81%8B

LRTよりも

LRT導入のための住民説明会を毎年行っているほうが、よっぽど無駄なのでは?

愉快なハリボテ城址公園や景観ぶち壊しマンションでは、そういったことをほとんどやらないで、はんば強行して建設したのに、LRTだけは市内各地で説明会やらオープンハウスやら開催している気がする。
説明会を毎年繰り返すだけでもかなりの費用のがかかります。

宇都宮市公式サイトLRTのページより
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/_material_/localhost/sougouseisaku/LRTdounyusuishin/20091113lrtkeihi.pdf
LRT関係で、平成6年から平成20年までかかった費用 313,234,000円
平成21年度当初予算 41,047,000円

だから、住民投票でYESかNOをはっきりさせるなり、強行的に導入するなりしないと、無駄に税金消費しているだけなのでは・・・。

住民投票するならば、ついでに現行のバス路線や市町営バスへの補助金(税金投入)についても採決とったほうがいいかも。
税金投入してまでバス路線を維持すべきか、廃止するかを。
住民投票の範囲は、栃木県民で行い、各市町ごとに集計して、最終的に進退きめるのは、宇都宮市および周辺の(LRTの恩恵もありそうな)芳賀町、上三川町、市貝町、茂木町結果でかな。
(これはこれで、かなりの費用かかりますが・・・)

住民投票でLRTについてNOを叩きつけられたら、群馬や茨城のように、コミュニティバス&中距離バス&高速バス+それらの乗り継ぎ拠点を重点的に整備するなり、宇都宮駅の地下で東西大通りを直結したりすればいいわけだし。

民間でもできるけど

婚活等男女の出会い系イベントは、自治体主体でやってほしいですね。

民間だと、まったく出会えないケースとか、詐欺や殺人、わいせつ等犯罪のカモ探しとか、解約トラブルとかいろいろ問題が出ています。。。

結婚や出産による将来の税収確保および年金財源確保より、今現在の経費カットのほうが重視されるというのも残念です・・・。

今日の下野新聞のつながっTEL欄にも、県がダメなら、市町が主催してはという投稿がありました。

県や市町村など自治体の次に頼れるのは、地域に根付いた寺社というわけで、お寺主催の婚活イベントが開催されるようです。

以下、yahooニュースより転載

浜松の龍雲寺で婚活イベント-7寺院が協力、仏式への関心喚起も /静岡
2月17日5時30分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

拡大写真
「吉縁会」が開催される龍雲寺
 西湖山龍雲寺(浜松市西区入野町、TEL 053-447-1231)で3月14日、婚活企画「吉縁会」が開催される。同企画は、龍雲寺の副住職、木宮行志(こうし)さんが発案し、浜松・磐田の7つの寺院が中心となり近郊の寺院などが協力して開催に至った。寺はもともと地域に根ざした活動をしており、縁結びの役目も果たしてきたという。(浜松経済新聞)

 男女合わせて60人の定員に対し、予想を上回る100人近い応募が寄せられた。今回は先着で20~40代の男女独身者84人が参加する。

 当日は、京都妙心寺御用達の精進料理店「阿じろ」の板前を招き、精進懐石料理のフルコースを楽しみながら開かれる。そのほか、参加者が協力して精進料理を作る企画や、参加者同士がゆっくりと談話のできる時間なども設ける。

 今回の反響もあり、すでに次回開催の計画もあるという。木宮さんは「あまり聞いたことのない企画だが、これを通し、ご縁が広まれば。仏式の結婚式に興味を持っていただいたり、今後寺に寄るきっかけになってくれたりすれば」と期待を寄せる。

【関連記事】
永代供養墓・納骨堂・座禅会の龍雲寺 最終更新:2月17日5時30分

秋田の場合(駅の地下で東西の道路を直結)

秋田市と秋田県は、JR秋田駅の東西の道路を地下で結びました。

距離は2.4km、総事業費は730億円。
http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/pb/koho/htm/20001208/02.htm
広報あきた

これによると総工費は686億円
2001年着工で2007年8月末に開通
http://akita.keizai.biz/headline/139/
秋田経済新聞記事

ルートとか工事中の様子
http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/pb/koho/htm/20030328/3-28-1.html
広報あきた

秋田中央道路の公式サイト
http://www.pref.akita.jp/chuodo/
工事方法とか詳細が載っています。

維持費は年間1億5千万円
http://www.akita-bank.co.jp/houjin/keiei/keizai/news/n1909.html
秋田銀行の県内経済ニュース 

開通後約1年間での事故は19件
カーブしているということもあるけど、宇都宮の場合、ほぼ直進だから、スピードの出しすぎで事故とかありそうです。
akitatimes.blog60.fc2.com/blog-entry-23.html
個人のブログ

近くの高校では地盤沈下でひび割れが多数で補償費が7億円余
blog.goo.ne.jp/mfukuda514/m/200712
個人のブログ

クルマ以外の誤進入、ひびわれ等に対する補償
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/071010/akt0710100259000-n1.htm
MSN産経ニュース

当初予算が730億円で、開通後の総事業費が686億円のようです。
片側1車線の自動車専用道路(クルマ+125cc以上の原付)。

----------

秋田のを参考にしても、宇都宮の場合でも400億円~500億円くらいはかかりそうです(つまり、LRTと同額~LRT以上)。そして、年間維持費は1億円前後で全部税金で支出。
田川+宮の橋と宇都宮駅の地下のどれくらいの深さの所を通れるかによって、金額が変わってくると思います。地面に近い所でも大丈夫ならば距離も短くなって金額は低くなり、地面よりもかなり下のほうを通るならば距離も長くなって、金額もかかってきます。

東西の行き来は便利になりますが、それだけ大通りにクルマが集中するので、今のように路上駐車が多いと大通りの渋滞はひどくなり、追突・衝突事故も増える可能性もあります。

これでも、宇都宮駅の地下で東西大通りを直結してほしいですか?

景観とアーケード

(クルマからの)景観を良くするために、宇都宮では大通りのアーケードの撤去がすすんでいますが、中心部活性化の為に、人を呼び戻すならば、宇都宮は雷都とよばれるように、夏は雷雨が多いので、気軽に雨宿りや雨風をしのげる場所の整備も必要ではないでしょうか。

http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/_material_/localhost/toshikaihatsu/toshikeikaku/keikan/oodori_GL_090317.pdf#

ネットで探せば、景観に配慮したり景観を壊さないようなアーケードに作り変えたり新設したりしているところもあるようです。

ゴムタイヤ式

LRT反対意見の中にも、鉄車輪だと道路に埋め込まれたレールに車椅子や自転車とかがはまる可能性があるから、ゴムタイヤ式にしてはどうかという意見もありますが。。。
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/_material_/localhost/sougouseisaku/LRTdounyusuishin/open.pdf

ゴムタイヤ式のデメリット
ゴムタイヤの磨耗が激しく、交換費用がかさむ
国際的な規格が存在しないので、ほとんど特注になり、軌道整備や車両製造費も割高になると思います。また、仮に廃止した場合、車両の行き場所が無い(他の路線へ転用できず廃棄処分→くず鉄や産業廃棄物になる)
さらに、事故死(飛び込み自殺)の遺体が大変なことになります。

ゴムタイヤは鉄車輪にくらべて、加速が良い反面、人や動物にぶつかったりしたら、簡単に押しつぶされてしまう可能性が高いようです。つまり遺体の損傷が激しいというわけです。

ゴムタイヤ式の札幌市営地下鉄では、飛び込み自殺が多いらしく、(2003年夏に旅行に行ったときも)ホームに自殺防止の看板とかありました。

参考 ウィキペディア
ゴムタイヤ式地下鉄
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E5%BC%8F%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84
ゴムタイヤ式トラム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0

子孫へツケ

LRTは、「子孫へツケをまわさない」てことで、反対の声が高いですが、実際そうでしょうか?

LRTは、赤字がひどければ、廃止してレール等はくず鉄で売却、車両も車体や電気機器の規格やサイズさえ合っていれば、国内他社や海外へ売却で割と簡単に処分できるけど、鬼怒川に何本も橋作ったり、東西大通りを宇都宮駅の地下で直結する道路を作ったら最後、年間1億円以上の保守費用かさむとか言っても、簡単に廃止できないでしょうね。

道路は、区画整理とかでもなければ廃止されることもないので、将来的に利用が減ることが予想される道路を作り続けるほうがよっぽど子孫にツケをまわしていることになるかも。

モノレールとかガイドウェイバス等高架線だと、廃止したあとの高架線や橋脚の撤去費用もバカになりません。

地下鉄の場合は、道路用トンネルやら備蓄倉庫やらに転用できる思います。

LRTの運賃

市の案では、最大400円の距離制運賃とするようだけども、それだと信用制前払いにしても後払いにしても、料金払う段階で(両替が必要な場合が多くなって)、もたついて、遅延の原因になりそうな気がします。
距離制で最大400円のソース H16.1月の懇親会の報告書。
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/_material_/localhost/sougouseisaku/LRTdounyusuishin/kondankai_iken_2.pdf

それに、乗ってみないと運賃がわからないようでは、旅行者とかも気軽に乗れないのでは。
また、運賃表とかを車内や停留所などに張り出さなければならず、枚数多いとそれだけコストもかさみます。

なので、コミュニティバスとかで多い全線200円均一運賃として、乗るときに支払う方法が妥当だと思います。

均一運賃ならば、終点ですべての扉を開放して短時間で降車できるので、折り返しにかかる時間も短縮できるのではと思います。