烏山線のキハ40

現在、烏山線ではキハ40 1001~1005、1007~1009の8両が使用されています。

烏山へ向けて発車待ち中のキハ40  2010年9月23日撮影

(最後尾側から撮影したのでテールライトが点いている状態です)

 

宇都宮駅に停車中 2010年7月18日宇都宮駅東口から撮影

国鉄時代の1986年11月のダイヤ改正において、烏山線をモデルケースとして、列車の増発とイメージアップが図られ、その際に同線で使用されるキハ40 2000番代7両について、便所を撤去し吊手と荷物棚を延長(座席や蛍光灯の増設はせず)、クリーム色に”r”をデザインした緑のラインの塗り分けに、番号も1000番台に変更する改造工事が1986年度(1986年11月~1987年3月)に大宮工場で施工された。

1990年3月からは、ワンマン運転するため、大宮工場と所属区の宇都宮運転所にて、座席のロングシート化(このときに、便所跡の部分にも設置)。
1006はこれらの改造をせずに小牛田に転属した。

1991年には、冷房改造済みのキハ40 2087を改造してキハ40 1008として追加投入。

1995年12月にも、冷房改造済みのキハ40 2139を改造してキハ40 1009として追加投入。

他の6両についても、1995年までに冷房改造を施し、便所撤去後も残されていた屋根の水タンクを撤去した。

キハ40 1001~1007は、キハ40 2011~2017として富士重工業宇都宮車両工場で1979年4月と5月に製造されました。
新製配置は宇都宮なので、生まれも育ちも宇都宮ということになります。

キハ40 2087も富士重工製で、1980年8月製造され、高崎に配属となり八高線などで活躍しました

キハ40 2139は新潟鉄工所(現 新潟トランシス)で1982年3月製造され、水戸に配属となり水郡線などで活躍しました。

 

参考 鉄道ピクトリアル 2008年7月号 特集「キハ40(1)」
参考 鉄道ピクトリアル 2008年8月号 特集「キハ40(2)」

3 Replies to “烏山線のキハ40”

  1. でも、やっぱり車内にトイレって必要ですよね。駅も半分以上が無人駅で駅舎もトイレもないし、宝積寺駅で、烏山駅でトイレを済ませても、30分以上あるし、1時間に1本だし…。

    せめて路線図にトイレマークを入れて、ついでに2両目のドアが開かない駅も車内アナウンスやドアに掲示する、ホーム地面に書くなどして案内してほしいです。

  2. > sirokumaさん
    車内にトイレは・・・車両基地とか宝積寺駅に汚物を抜き取る設備も必要になりますから。。。
    清掃の手間もありますし。
    昔は垂れ流し式だと思います。

    駅にトイレ作って、地域の人たちで維持管理していくほうが良いかもしれません。
    その方が、自分たちのトイレということで、きれいに使いそうですし。
    あるいは、列車交換のある大金駅でトイレ休憩タイム作るとか。

    > ついでに2両目のドアが開かない駅も車内アナウンスやドアに掲示する、ホーム地面に書くなどして案内してほしいです。

    これはホント必要ですね。
    (キリンビール見学オフのとき体験しました)
    普段乗らない人は、乗りはぐってしまう危険性がありますから。。。

  3. > サルビアさん

    そうなんですけどねぇ…。仕方がないのは理解できるのですが、ないならないでないって周知に努めてほしいです(ρ_;)

    烏山線の話でトイレがないという話は聞いたことがありましたが、全ての車両にないとは知らなかったので、宇都宮駅から烏山駅まで1時間、すっごくつらかったです…(>_<)

    ドアもワンマンだから前乗りオンリーで当たり前じゃないかと言われればそうかもしれないけれど、そもそも電車でワンマンと言われてもピンと来ない人もいるだろうし、どこの駅が無人駅なのかもわからないし…。

    車内アナウンスとドアやホームの地面に書いておけばいいだけじゃないか!と思うのは乱暴でしょうか。

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