【報道】災害に強いLPGガス車 

LPGを燃料とするクルマは、タクシーとか自動車教習所の教習車とかに使われています。
LPG専用のスタンドも宇都宮市内に何箇所かあります。

yahooニュースより
『「災害に強い」LPG車=知名度不足、普及進まず―被災地から感謝メールも』
時事通信 3月29日(火)6時13分配信

 東日本大震災の被災地ではガソリンや軽油が不足し、給油所には長い列ができた。救急車や警察車両への影響も懸念されるほど混乱したが、液化石油ガス(LPG)を燃料とするLPG車は、比較的安定した燃料供給が続いている。
 LPGは「プロパン」とも呼ばれ、ガスボンベなどで普及。ガス管で天然ガスを供給する都市ガスと異なり、安全点検が容易でどこでも設置できるため、災害時に強い燃料とされる。
 LPガス自動車普及促進協議会によると、国内のLPG車は約27万台で、ガススタンドは約1900カ所。燃料価格は1リットル約80~90円と安く、主にタクシーや教習車に使われている。
 メーカーによる製造と、業者による改造の2種類があり、スクーターからトラック、フォークリフトなどの特殊車両まで車種は幅広い。ガソリンとLPGが使えるハイブリッド車もある。
 改造を請け負う「インテグラル」(埼玉県所沢市)の上田正之社長(56)は「日本は燃料をガソリンと軽油に一極集中し過ぎているのが問題だ。もっとLPG車を知ってほしい」と指摘する。
 被災地となった福島県南相馬市の顧客に昨年末、納車したばかりだったといい、「このガソリン不足の中、非常に役立っています」と感謝のメールが届いたという。改造費用は約50万円からだが、エンジンの寿命が短くなる場合もあり、注意が必要という。
 資源エネルギー庁の担当者は、イタリアなどに比べLPG車が普及しない理由として知名度不足を挙げ、「欧州の一部では燃料価格が高騰するとLPG車が増えると聞くが、日本では事業者向けばかりで、一般向けのカタログには載っていない」と嘆く。 

最終更新:3月29日(火)13時25分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000011-jij-soci

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