下野新聞サイトより
『うつのみや花火、今年も開催』
(4月19日 05:00)
【宇都宮】市民有志の手による「うつのみや花火大会」が今年も8月13日、鬼怒川河川敷の道場宿緑地公園で開催されることが決まった。ボランティアで構成する同大会実行委員会(森田英紀会長)は東日本大震災を受けて自粛するかどうか検討したが、追悼と復興の思いを込めて開催する。当日は県内の避難者や原発事故で福島県から身を寄せている避難者を招待する予定だ。
宇都宮の花火大会は、足銀破たんで地元経済が冷え込んだ2003年を最後に一時途絶えたが、07年にボランティアの実行委形式で復活。昨年は約2万発が夜空を彩り、多くの市民らが楽しんだ。
平均年齢30歳前後の実行委は震災後、開催の有無について検討を重ねてきた。自粛の意見もあったが、「100年続けようと始まった大会。中止するのは簡単だが、こんな大変な時期だからこそ実施しよう」(森田会長)ということで意見がまとまった。
また花火を発注する足利市の工場長の「花火には亡くなられた人への追悼の意味が含まれている」という言葉も開催を後押しした。
大会に合わせ、幼稚園や保育園児から花火の絵を募集しており、受賞者10人の描いた花火をつくり、打ち上げる。応募した園児からも「頑張ってやってください」と励ましがあった。
実行委は18日、市役所を訪れ、佐藤栄一市長に開催を報告。佐藤市長からは「ぜひ盛り上げてください」と激励を受けた。
実行委は今後、開催するための協賛金を集める。問い合わせは同実行委事務局(市観光交流課)電話028・632・2437。
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