【報道】ゾウの宮子 震災の影響で体調不良に 宇都宮動物園

毎日JPより

『ゾウ:宮子が体調不良 地震相次ぎ、餌残し下痢--宇都宮動物園 /栃木』

 宇都宮動物園(宇都宮市上金井町、荒井賢治園長)のシンボルでもあるゾウの宮子(メス、37歳)が、相次ぐ地震の影響で、餌を残し、下痢を繰り返すなど体調を崩している。

 3月11日の東日本大震災以降、それまでは完食していた餌のワラや篠竹(しのだけ)を残す日が10日以上続いた。震度4を超える余震が起きると、決まって下痢になり、便をする回数も減少してしまったという。

 いったんは回復したものの、4月11日に震度5の地震が起きた際、再び下痢となり、餌の篠竹も残してしまった。ワラは今も食べ残すことが多いという。

 宮子は大きな地震が獣舎を襲うたび、目を見開き、鼻を振り回して奇声を上げたり、壁に頭をつけて隠れようとするなど、興奮した様子を見せるという。神経質な性格で、今後も地震が続いてストレスがたまれば、今は口にしている好物のリンゴ、サツマイモ、パンまで残してしまうかもしれないという。

 宮子の飼育を30年間担当している磯哲雄さん(49)は、ワラのかわりに食べやすい干し草を与えて、少しでも栄養になるよう工夫している。宮子は落ち着いている時には、来園者から鼻で餌を受け取る元気な姿を見せるというが、磯さんは「早く地震が収まってほしい」と心配している。【松崎真理】

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110419ddlk09040171000c.html

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上野動物園では、同様にカバが体調を崩し亡くなりました。

mixi内 日テレニュースより

日テレNEWS24 – 04月18日 17:55)

 東京・台東区の上野動物園は18日、メスのカバ「サツキ」が、先月11日の東日本大震災で階段から足を踏み外したことが原因で、16日に死んだと発表した。
 足を痛めたサツキは、2.5トンの体重を支えられなくなった。そのため内臓が圧迫され、先週から急激に食欲が落ちていたという。サツキは39歳で、人間でいうと80歳代だった。

2 Replies to “【報道】ゾウの宮子 震災の影響で体調不良に 宇都宮動物園”

  1. 私の知り合いも3月11日の地震でショックを受け、心身ともに不調になり、ようやく立ち直りかけていたところ、4月11日の大きな余震でまた不調になってしまいました。
    そういう方は、きっと多いことと思います。

    野性を残している分、象の方が敏感なのかもしれませんね。早く落ち着いて食べられるようになるといいですね。

  2. > らぱんにゃさん
    コメントありがとうございます。

    野性というよりも、地震が起きても人間のようにどこかに捕まったりしてカラダを守れないから、ゆれなどによる影響が、人間以上にカラダに負担になるのではと思います。

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