【報道】湯西川の老舗ホテルが事業継続断念

とちぎテレビニュースより
創業1718年 1995年12月~96年2月期 20億円台売り上げ
去年2月期 売り上げ9億円 赤字7億円超
設備投資の借入金によって、債務超過
震災の影響でキャンセルが相次いで、事業継続を断念。

下野新聞サイトより

『伴久ホテル破産申請 日光・湯西川 不況に震災が追い打ち』
(4月26日 17:43)
 湯西川温泉で300年近い歴史を持つ伴久ホテル(日光市湯西川、伴久盛社長)が26日までに宇都宮地裁に破産申請し、手続き開始決定を受けたことが、東京商工リサーチ宇都宮支店、帝国データバンク宇都宮支店の調べで分かった。負債総額は約30億円。不況による経営状況悪化に、東日本大震災の風評被害が追い打ちとなった。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110426/505485

yahooニュース 産経新聞より
『湯西川温泉の老舗「伴久ホテル」破産 震災・自粛で開店休業続く』
産経新聞 4月26日(火)18時26分配信

 東京商工リサーチによると、栃木県日光市の湯西川温泉の老舗旅館「伴久ホテル」が25日に宇都宮地裁へ破産を申請し、同日付で破産開始決定を受けた。負債総額は約30億円。東日本大震災直後の相次ぐキャンセルに加え、その後も自粛ムードで宿泊客が回復せず、経営に行き詰まった。

 同ホテルは、平家武将の末裔である伴家が享保3年(1718年)に温泉旅館を創業し、昭和9年に現在のホテル形態とした。湯西川温泉屈指の高級旅館として知られ、秘湯ブームもあり、平成8年2月期には20億円台の売り上げを計上していた。

 しかし、その後の景気の長期低迷で湯西川温泉を訪れる観光客が減少。高級旅館としてのサービスを維持するため過剰な人員を抱えていたことも経営を圧迫。22年2月期には売り上げが約9億8000万円に落ち込み、7億円超の赤字を計上した。豪華な温泉施設や内装のための借入金も重荷となり、大幅な債務超過に陥っていた。

 震災による直接的な被害はなかったが、予約客のほとんどがキャンセルとなり、4月はほぼ開店休業の状態が続き、その後も宿泊客が回復する見込みがたたないと判断し、事業継続を断念した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000598-san-bus_all

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