【報道】ボランティアの怪我

某Vネットとがプロモ動画作って、被災地へのボランティアを呼びかけていますが、怪我のリスクもあるということを念頭にしたほうがいいかなと。

釘を踏み抜いたり、ガラスで切ったり、家具が倒れて足を骨折などがあるようです。

県内で募集しているボランティアの主な役目は泥の履き出しですが、それは単なる泥ではない可能性もあります。

~~東松島市災害ボランティアセンターのお知らせより転載~~

ボランティアの皆さんが格闘することになる真っ黒な泥は、
単なる泥ではありません。

海底に堆積したヘドロや、車から漏れ出たガソリン、
流された工場にあった化学薬品類、汚物など、
ありとあらゆるものが混じった危険物であると考えてください。

また、様々な雑菌の温床になっているとも言われております。

作業現場では身体を動かしている最中にちょっとした傷を作り,
患部に泥が付着してしまう事が良くあります。

作業中にできた擦り傷や引っ掛け傷など
小さな怪我でも、油断せずに対処を怠らないでください。

最悪は破傷風の可能性もあります・・・

(中略)

派遣先では必ずしも清潔な水の確保ができません。

飲料水は傷を洗う際にも必要です。

~~転載ここまで~~
http://msv3151.c-bosai.jp/index.php?module=blog&eid=17111&blk_id=11569

ボランティア保険についてはこちら。
http://getnews.jp/archives/109250
現地でも加入できるが、大変な混雑になるので、事前に加入するのが望ましいようです。

47NEWS 共同通信より
『保険の支払い申請相次ぐ 震災ボランティアでけが』

 災害ボランティアの登録のため、列を作る人たち=1日、岩手県宮古市

 東日本大震災から3カ月が経過し、ボランティア活動保険の支払い申請が相次いでいる。損害保険会社によると、16日までの申請は少なくとも計約260件。骨折などの重傷例もあり、ボランティアの受け入れや支援を行う全国社会福祉協議会(全社協)は「危険な重労働もあるので、防じんマスクや底の厚い長靴などを用意して」と注意を呼び掛けている。

 全社協は被災地に向かうボランティアに対し、全国の社協窓口などを通じて傷害保険の一種であるボランティア活動保険への加入を促している。出発前に加入すれば、被災地への往復の道中も保険の適用対象となる。

2011/06/16 09:54 【共同通信】
http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110616083701.html

2 Replies to “【報道】ボランティアの怪我”

  1. 団体で送り込む場合、最低限、ボランティア活動保険には入るのでは…。

    アスベストや津波で流出した有害物質が混ざってますから、被災地に入るなら防塵マスクは必須…と言うか、支給しないんですかね。マスクは品質に差があるので、こわいと思いますが…。

    これからの季節、マスクも暑いし、肌の露出も心配ですね。

  2. > sirokumaさん
    ボランティア活動中の負傷に関してはボランティア保険がでますが、それにより仕事を休んだ分までは補償されないと思います。(私が気になるのはこっちのほう)

    ボランティアツアーバスの場合、事前加入が推奨されていて、未加入者はボランティア活動お断りとかも。

    基本、ボランティアとは全部自分で用意できるものですから。
    現地は物資が不足しているし、支給するとなると混乱するのは容易に想像つきます。かといって、募集団体が調達支給するのもその分のお金の徴収や配布の手間がかかります。
    結局、必要用具の準備とか、すべてにおいて自己責任にならざるを得ないのでは。

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