教育会館にて開催の「交通まちづくり市民フォーラム」に行ってきました。
基調講演
人口が多くて、新幹線が通った都市は、政令指定都市に。
元々人口が少なかった所は、新幹線が通っても、それほど発展していないということが数値で読み取れる。
富山市長の一言を紹介
→新幹線開業の次ぎのステップは、LRTの拡充しかない。
パネルディスカッション
公共交通へ投資すれば、都市が発展する可能性もある。
LRTへの投資で、税収が増える可能性も無きにしも非ず。
現状、一番の気がかり・・・→清原工業団地、芳賀工業団地の大手企業の撤退
清原工業団地に立地する企業からの税収入が、市全体の23%。
清原工業団地の某企業・・・1億4千万円
芳賀工業団地の某企業・・・4億円
社員の通勤バスのチャーター代などの年間支出額。
LRT化で企業の負担が減れば設備投資などへまわせる。
オープンハウスでは、実際に通勤する社員の家族からも、渋滞にくたびれているという意見もあったとのこと。
清原地区の場合、元々モノレール等の導入が予定されていたこともあるので、現状の渋滞が続くならば、企業が撤退する可能性もあり、LRTの採算性云々以上に財政は悪化する場合も。
でも、仮に大企業が清原工業団地や芳賀工業団地から撤退・県外へ移転となった場合は、車が減るので、渋滞も多少緩和するし、市内の駐車場とかも余裕ができて、税収が大幅ダウンともなれば、市のほうもLRTどころではなくなるので、反対派にとってはそれでもいいかも?