LRT導入、公約明記 佐藤宇都宮市長

下野新聞サイトより
『LRT導入、公約明記 佐藤宇都宮市長』
(10月26日)

 佐藤栄一宇都宮市長は25日までに、11月11日告示、18日投開票の宇都宮市長選に向けた公約集をまとめた。「2期8年の確かな経験を活かし、改めて挑戦する重点事業」として、都市機能の向上や公共交通の充実など8項目を盛り込んだ。最大の焦点である次世代型路面電車(LRT)については、「導入する」と明確に打ち出した。

 佐藤市長はLRT導入に関し、2期目の公約では「選択肢の一つ」にとどめていた。3期目を目指す今回の公約集には「公共交通を円滑にするため、東西方向に鉄道・バスなどとつながり、多くの人が時間通りに移動できるLRTを整備する」と明記し、より積極的な姿勢を示した。

 整備時期については触れていないが、22日に市内で開かれた後援会総連合会総決起大会では「あと5、6年で完成させ、『これはいいな』と言われたら、宇都宮環状線に導入し、全国的に引けを取らない公共交通網ができる」と強調していた。

 また佐藤市長は、「公共交通が網羅されたまち」として、バス路線の新設、増便のほか、路線バスにつながるデマンドタクシーなど地域内交通の郊外部全地域への拡大などを訴えている。

 新規政策としては、東日本大震災を踏まえ、防災・減災対策の推進や総合的な空き家対策などを盛り込んだ。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20121026/908091

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