20年ぶりにSL製造 福島の会社

20年ぶりのSL新造という記事とともに、発注者が栃木県の個人というのが気になる。
那珂川清流鉄道保存会とか、けいてつ協会関係かな?

協三工業のSLは、遊園地等向けの小型SLで、東京ディズニーランドのウェスタンリバー鉄道のSLも、ここで作られました。

福島民報サイトより
『SL20年ぶりに完成 福島市の協三工業』
 ディーゼル機関車や橋梁(きょうりょう)などを製造する協三工業(福島市)が約20年ぶりに製造に取り組んでいた小型の蒸気機関車(SL)が22日までに完成した。同社によると、SLを製造しているメーカーは現在、国内で他にないという。
 同社は昭和16年にSL製造を始めてから100台の実績があるが、平成3年を最後に製造が途絶えていた。平成23年6月、栃木県の個人の鉄道ファンから今回の小型SLを依頼された際、製造経験のある社員はすでに退職し、部品などもなかった。一時は製造は困難との意見が社内から出たが、元社員に指導を仰ぎ、製造を開始。部品を新たに作り直すなどしながら、昭和20年代当時の図面を基に1年がかりでようやく完成にこぎ着けた。
 完成した「6tSL101号」は全長約4・6メートル、幅約1・5メートル、高さ約2・5メートルで、D51型蒸気機関車に比べて約10分の1の大きさ。22日には工場内で試運転し、白い蒸気を吐きながら軌道上を力強く走った。指導役を務めた元社員の工藤義章さん(82)は「懐かしかった。作り方は体が覚えていた」と感慨深げに見詰めた。
 同社は製造過程や実績などをまとめた映像をインターネットで公表し、一層のSL受注を目指す。加藤守社長(64)は「貴重な技術を受け継ぐことができてほっとした。ものづくりの高い技術力を全国、世界に発信し、本県復興の足掛かりにしたい」と意気込んでいる

http://www.minpo.jp/news/detail/201301236181

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