銚子電鉄、自主再建を断念

『銚子電鉄、自主再建を断念 副業「ぬれ煎餅」健闘及ばず』

銚子駅から外川駅までの6・4キロの沿線には犬吠埼灯台などの観光資源もたくさんある

 【白石陽一】銚子電鉄(本社・千葉県銚子市)は1日、同市役所で記者会見を開き、竹本勝紀社長(50)が自主再建を断念することを発表した。市などに財政支援を求め、市民の足を守っていきたいとしている。副業のヒット商品「ぬれ煎餅(せんべい)」の売り上げも、本業の利用客減少をカバーできなかった。

 昨年10月の取締役会で、再建委員会を設置、国、県などへの支援要請を決めた。12月の取締役会では、前社長が退任、新たに税理士で同社取締役の竹本社長が就任。新しい経営体制で取り組むことになった。

 竹本社長は「東日本大震災で観光客が減少、本業の売り上げは大きく落ち込んだ」と説明した。

 ぬれ煎餅のブームで一息ついたが、「2006年の元社長の横領事件で、約1億円の債務返済に充てたことが痛かった」という

http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY201302010450.html?tr=pc

5 Replies to “銚子電鉄、自主再建を断念”

  1. これは、元社長の犯罪や風評被害がなければ、地域の人々と観光客、そして鉄道ファンの人々の支えで、なんとかやっていた、ということですよね。

    風評被害は仕方がないとして、元社長による1億1千万もの横領被害や自社への過剰発注などの背信行為により行政や銀行からの支援が絶たれたことが主因ですよね。

    いったん清算して、新たに組織を発足させた方がいいんじゃないかと思うのは素人考えかしら。

  2. > sirokumaさん
    なにするにしも、これからは地域や行政の支援とか考え方が重要になってくると思います。

  3. > サルビアさん

    そうですね。

    これまでの行政の支援システムを考えれば、体質的にスポイルされている企業が多いことは仕方がないことかもしれないけれど、そこを脱している企業もありますもんね。

    会津鉄道さんもわたらせ渓谷鐵道さんも頑張っておられますよね。

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