栃木県内乗り合いバス乗車人数 1/8に ピーク時1969年度比較

下野新聞サイトより
『県内乗り合いバス乗車人数1/8に ピーク時1969年度比較 系統数半減 厳しさ増す公共交通網』
(2月18日)

 県内の乗り合いバスを利用した乗車人数は2011年度の1年間で1790万人となり、ピークの1969年度から約40年間で8分の1に落ち込んでいることが17日、国土交通省関東運輸局などの統計で分かった。路線数の目安となる系統数も半減している。クルマ社会の進展が「路線バス離れ」を招いた格好だ。民間バス会社が撤退した赤字路線を自治体が引き継ぐ行政バスの登場で系統数は回復傾向にあるが、乗車人数の減少は続き、バス事業を取り巻く環境は一層厳しさを増している。

 同運輸局や栃木運輸支局によると、69年度の乗り合いバス乗車人数は1億4390万人。「モータリゼーションの発達で、バスの利用者は年々減少している」(同支局)。

 乗り合いバスの車両数は69年度の1184台から、11年度は548台と半減。バス1台の1日当たりの乗車人数と走行距離は、69年度が385人、128キロだったのに対し、11年度は116人、169キロで、1台当たりの走行距離が伸びた半面、乗車密度は下がった。

 系統数は、11年度が353系統で69年度の707系統から半減。ただ、最も少なかった96年度の257系統からは増加している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130217/983464

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