一度栃木へ移ることが決まったものの諸事情で白紙になったけど、再び栃木へ移るのが決まったのは、何かご縁があるようですね。
下野新聞サイトより
※静岡市が発表した案件のため、県内ニュースではなく全国のニュース枠です。
静岡市は9日、市内の公園に展示されていた蒸気機関車(SL)D51形を栃木県真岡市に無償譲渡すると発表した。真岡市が運送費用を負担し、トラックで搬送、秋をめどに、9600形SLが保存されている真岡市の施設「SLキューロク館」で公開を始める。
このD51形は1938年に製造され、75年まで北海道の函館線や室蘭線で使われていた。引退翌年の76年に静岡市が国鉄から譲り受け、子どもの遊具として人気を集めていた。
老朽化のため、静岡市が2012年に解体を決めると、反対の声が相次いだ。いったん栃木県の会社へ譲渡が決まったが、同社が移送費を捻出できず、白紙になっていた。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/domestic/life/news/20150209/01001916
静岡市文化振興課のサイトより
現在、城北公園内に設置している蒸気機関車(D51-146号)の譲渡先が決定しました。
【譲渡先 栃木県真岡市】
長年にわたり市民の皆様に親しまれてきたこのD51ですが、これまで「産業遺産としての保存・活用」という考えで引き取っていただける団体を探してきました。
このたび、蒸気機関車の通年運行を実施していることで全国的に有名な真岡鐵道の拠点である栃木県真岡市に譲渡することが決定しました。
<決定の理由>
(1)真岡市は、「SLの走るまち もおか」というキャッチフレーズを掲げ、市が一丸となって蒸気機関車の活用に取り組む姿勢が明確であること。
(2)平成25年度には、真岡駅前に拠点施設「SLキューロク館」をオープンし、車両の展示のほか、蒸気機関車を圧縮空気で運行するなど、より多くの方々に蒸気機関車に親しんでいただくための取組みが具体的であり、D51引取り後もSLキューロク館で展示されるとのことで、今後の取組みにも期待ができること。
(3)真岡市は、第三セクター鉄道である真岡鐵道株式会社の中心的存在であり、これまで他の沿線自治体とともに、住民の郷土への誇りと愛着の醸成のためSLの通年運行の実績があること。
このような点から、本市の思いに応えていただける団体として、この真岡市に決定しました。
<移設の時期>
今後の協議によりますが、真岡市での受入れ準備の完了後の平成27年秋頃までには移設する予定です。
D51の新たな旅立ちを温かく見守ってくださいますようお願いいたします。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunka/d51kettei.html
2/18追記
真岡市からの発表を受けて、
2/10の朝刊にも県内の市町別ニュースとして載りました。
『「D51」を受け入れ 真岡市、静岡市から無償で』
【真岡】井田隆一市長は9日の定例記者会見で、静岡市所有のSL「D51-146号」(D51)を無償で譲り受け、11月下旬ごろまでに台町のSLキューロク館に静態常設展示すると発表した。県内自治体がD51を所有するのは初めて。市は2015年度当初予算に運搬費や整備費など、約2953万円を計上した。
譲り受けるD51は1938年製造で、全長約20メートル、高さ約4メートル、幅約3メートル、重さ約90トン。室蘭本線と函館本線で運行され、75年に引退した。静岡市は翌76年から同市葵区の駿府城公園内の旧児童館横に展示し、2004年には同所の城北公園へ移設した。老朽化などに伴い13年2月に解体撤去することを決定したが、市民から「保存して活用できないか」との声が上がったため、譲渡先を探していた。
真岡市は14年1月に静岡市から譲渡の打診を受け、庁内で受け入れの可否について検討。同12月に譲り受けの希望申し出書と事業計画書を静岡市に提出した。今後は、3月末をめどに同市と譲渡契約を締結し、整備などを行った上で、同8月下旬ごろ真岡市内に運搬する予定。同11月下旬に予定しているSLフェスタまでにはSLキューロク館西側に設置し、同イベントでお披露目したい考えだ。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/mooka/news/20150210/1866630
観たいですネ。
できれば、走っている姿が観たいですけど...(へ皿へ)
> ガリレオくんさん
キューロクを圧縮空気で動かせるようにしたから、
資金とスペースさえ確保できれば、キューロクのように動かしたりもできそうですね。
> サルビアさん
返信、ありがとうございます。
期待は膨らみますネ。
まあ、でも、飽くまで期待で、
実現できたら、ありがたいですネ。(へ”の)