鉾田-大洗、バス復活 国・県・市補助で6年ぶり

市だけでなく、県や国も補助するのが珍しいですね。

茨城新聞サイトより
「鉾田-大洗、バス復活 国・県・市補助で6年ぶり』
2015年12月15日(火)
国道51号を走る鉾田-大洗間の一般路線バスが14日、6年ぶりに復活した。市民の要望を受けた措置で、運行経費の不採算分を国と県、市が補助する。同日は鉾田市新鉾田の鹿島臨海鉄道新鉾田駅前で一番バスの出発式が開かれ、関係者約80人が両市町をつなぐバスの運行再開を祝った。

バスは新鉾田駅-大洗駅(大洗町桜道)間約25キロを1日4往復。運賃は大人170円〜600円。茨城交通(水戸市)が運行する。停留所は両駅を含め計50カ所で所要時間は48分。早朝に「樅山診療所前」(鉾田市樅山)から大洗駅まで行く1便と合わせ、新たに1日9便が運行する。

市によると、同様の路線が2009年10月に廃止されて以降、市北東部の国道51号沿線は公共交通の空白地帯だった。市立旭東小で保護者らが通学バスを自主運行するなど、交通弱者の足の確保が課題だった。

このため、路線バス運行を求めて昨年11月、市区長会長らが市に陳情。沿線区長と市議会も要望書を提出した。市は6月から地域公共交通会議を開き、事業者のほか時間帯や運賃を決定。運行再開に当たり不採算分の2分の1(上限約550万円)を国が、残りを市が補助することになった。県も初年度のみ4分の1を補助する。

14日の出発式には沿線区長や市議ら関係者が出席。あいさつで同社の任田正史(とうだただし)社長は「乗ってもらえるようPRしたい」と意気込み、田山東湖県議は「一体的な地域の活性化に役立つよう大事にしていきたい」と喜んだ。

午前9時10分の鉾田発一番バスを前に、大洗町の小谷隆亮町長や鉾田市の石崎順副市長、本沢徹県議らがテープカットして運行を祝い、発車したバスを拍手で見送った。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14500961324730

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