【報道】救援物資の行方

仙台では廃車の消防車から軽油の抜き取りなど、深刻な事態になっています。

ともにyahooニュースより
『燃料なく運びようがない…避難所目前、物資の山』
読売新聞 3月17日(木)3時13分配信

 東日本巨大地震で、多数の被災者が避難所でギリギリの窮乏生活を強いられる中、全国から寄せられる支援物資がなぜ彼らの手元に届かないのか、という疑問が広がっている。

 現場を調べてみると、燃料不足を始め、道路や港湾の破壊、ドライバー確保の難しさなどが背景にあり、事態を改善するには国や自治体の強力なリーダーシップが求められそうだ。

 約4万人が避難生活を強いられている仙台市には、全国から続々と支援物資が届けられている。が、輸送車両の燃料不足のため、避難所まですぐに届かないのが現状だ。

 宮城県消防学校(仙台市宮城野区)の屋内訓練場内には、同市が要請して全国から次々と届けられるコメや飲料水、マスク、おむつなどの支援物資が入った段ボールが積み上げられ、訓練場の外にまであふれだす状態。大量の支援物資は同市内232か所(16日午前10時現在)の避難所や石巻市などの避難所に届けられることになっており、その振り分け作業を自衛隊員や市職員ら約100人が24時間態勢で続ける。

 しかし、各避難所に支援物資を運ぶ大型トラックの燃料軽油が大幅に不足しており、輸送会社はその調達に頭を悩ませる。震災後、ガソリン、軽油が「売り切れ」となるガソリンスタンドが続出。給油量限定でわずかな販売を続け、一般車両が長蛇の列を作るスタンドでは、自衛隊など緊急車両の誘導を待って給油を受けなければならない状態だ。

 このため、同消防学校内に置いてあった廃車の消防車両の燃料タンクにわずかに残っていた軽油を抜き取り、輸送トラックに移し替える苦肉の策までとられている。

 15台のトラックを投入し、輸送に当たる東日運送(仙台市)の庄子雄大統括部長は「運転手は運搬物と運送先が決まれば、いつでもどこへでも運ぶ。だが燃料がなく、運びようがない。スタンドに行くのも手間と時間がかかる。できればタンクやドラム缶で軽油をここまで届けてほしい」と悔しさをにじませた。

『市町村・企業の提供物資、自衛隊が管理・輸送』
読売新聞 3月17日(木)3時13分配信

 北沢防衛相は16日の記者会見で、東日本巨大地震の避難住民に支援物資を効率よく届けるため、自衛隊が一元的に物資を管理・輸送する枠組みを発表した。

 市町村や民間企業などが提供する輸送物資を、都道府県を窓口として最寄りの自衛隊の駐屯地などに集積し、空路で現地へ運んだ後、避難所に届ける。

 救援物資は、生鮮食品や賞味期限の短いものを除く食料、水、衣服などの生活用品などとする。混乱を避けるため、個人の提供は受け付けない。

 提供希望者はまず、都道府県の窓口に物資の種類や数量などを連絡する。都道府県は駐屯地などと調整して日時・場所を提供希望者に伝え、その指示に従って提供希望者が物資を持ち込む。具体的な連絡の仕組みは今後、各都道府県が広報する予定だ。

 物資は、全国から空自松島基地(宮城県東松島市)など被災地近辺の自衛隊拠点に集められ、陸自東北方面総監部(仙台市)に置いた現地支援部隊の指揮部隊「災統合任務部隊」が分配して避難所に輸送する。

 自衛隊が物資輸送・管理を一元化するのは、道路事情が悪い被災地でも、緊急通行が認められる自衛隊なら、迅速な輸送が可能になるためだ。

 物資の輸送が滞れば、避難住民の生命に関わるため、政府は異例の輸送枠組みを決めた。 最終更新:3月17日(木)3時13分

2 Replies to “【報道】救援物資の行方”

  1. > ガリレオくんさん
    自分の興味ある分野だけですが、私にできることはコレぐらいですので続けています。

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