もったいない物

宇都宮線で宇都宮から上り電車に乗車中、小山駅の手前で進行方向左手にシートをかけられたなぞの物体を見た人も多いと思う。

これは、東武鉄道が廃車後保管していた車両をプレゼントするイベントがあり、そのときにJR貨物が東武鉄道の荷物電車モニ1471を無償で譲り受けたものだった。

譲り受けた当初はどこかにもっていく予定だったらしいが、現在まで小山駅の貨物ヤード跡地に置かれていた。
最近になり、その場所を再開発するのに伴い、近々(早ければ今週早々にも)解体されて、鉄くずとなってしまうらしい。

同形車が近年まで東武鉄道の車両工場で入れ替え用機械として使われていたが、工場の移転に伴いお役ごめんとなって、解体されている。

鉄道ではSL、バスではボンネットバスだけが重宝されてそれ以外は、残っていても一般の人には見向きもされないで朽ち果ててるのも多い。
もっとも、SLもここ数年は管理する自治体の財政悪化のため、多額の資金をかけて解体しているところもある。県内でも、大田原の公園に保存されているSLが一時、解体の危機に瀕したが、近くの高校の課題授業の一環で整備されて、引き続き保存されている。

古いものすべてを残すのは物理的に不可能だけど、現在まで残っていた古いものがここにきて解体されて消滅してしまうのは残念です。

とは言っても、一個人ではどうすることもできず、こういったかたちで、こんなものもあったと一般の人に知ってもらう程度しかできません。

画像が先週宇都宮線から撮った東武鉄道の荷物電車モニ1471。

県庁西のしだれさくら

栃木県庁の整備工事のため、移植されてから日が浅いので、それほど多くは無いけど、つぼみがではじめて中には咲いているのもありました。

しだれさくらといえば、昭和小学校近くの祥雲寺にもあります。

交通規制情報は事前に必要です

御料牧場で静養された天皇皇后両陛下が、先ほど新幹線で帰京されたが、宇都宮駅の西口のバスターミナルは到着10分前から進入規制されて、規制が解除された後は、たまっていたバスや車で大混雑。

30日に帰京するというところまでは知っていたけど、それが何時かまでは事前情報はほとんどない。
今朝の下野新聞をじっくり見てみたけど、一切載ってなかったと思う。

規制の事前情報があれば、嫌な人は避けるだろうし、混雑緩和にもつながるとは思うけど、宮まつりとかを考えるとそうもいかないのかな。

1枚目
進入規制時にターミナル内にいたバスは11番乗り場のほうに集められた。
前が柳田車庫行き、次が砥上車庫行き。

2枚目
車からお降りになられた天皇皇后両陛下。
ちなみに車は品川ナンバーの専用車。

もみじバスから普通のバスに

JRバス関東西那須野支店所属
栃木22う1096
いすゞKC-LV280N/いすゞバス製造

もみじバスから普通のJRカラーとなって、今日の栃木SC(ホームゲームのシャトルバス)に使われてました。
先月に、那須塩原に行ったとき(一つ前の日記のこと)には、西那須野駅横の支店内にとまっていたのをみてるので、塗り替えられたのはもうちょっと前かな。

このバス含めて、3台のもみじバスのうち、他の1台が少し前にJRカラーとなっているのけどこのバスとは仕様が異なるので新鮮さもある反面、那須大学の学生時代毎日のようにもみじバスをみてたので、さびしさもある。

当時の那須塩原駅発の塩原温泉行きのJRバスは、那須塩原駅~高林~アグリパル塩原~塩原温泉というルートで、那須大学のスクールバスの券でJRバスの路線バスも駅から大学入口間は利用できたので、時間が合えば利用していた。

栃木SCのシャトルバスのほうも11時半ごろから13時までみてたけど、毎便そこそこの利用があった。
このバスのように座席定員が多いバスもあれば、ノンステップバスのような座席定員が少ないバスも使われていた。

※ここ数年イベントのシャトルバスとかでは、事故とかでの責任や賠償とかを考慮してか路線バスタイプでも座席定員以上の乗車はさせない傾向にあるようです。

画像は、左から2001年4月9日8:53撮影(通学時に撮影)、行き先表示機がLED表示機に改造された後、今日撮影。