メールの題名は「お願い事」

もっともらしいタイトルですね。
議員だと不特定多数からメール来そうですから、見ないわけにも行かないでしょうし・・・。

『メールの題名は「お願い事」 衆院サイバー攻撃』
テレビ朝日系(ANN) 10月31日(月)13時11分配信

 衆議院へのサイバー攻撃で、対策本部は、7月に衆議院議員宛てに送られたウイルスメールの題名が「お願い事」だったことを明らかにしました。

 問題のメールは衆議院議員3人のパソコンに送られたもので、添付ファイルを開いた結果、新種のトロイの木馬型のウイルスに感染しました。衆議院の対策本部によりますと、問題のメールの題名は「お願い事」だったということです。このサイバー攻撃で、すべての衆議院議員のIDとパスワード情報が外部に漏れた可能性が高くなっています。
最終更新:10月31日(月)19時45分

アレにいれた いろいろなモノ

ちょっと、シモネタです。

※気になるニュースカテゴリにしましたが、肝心のニュース記事が、mixi内のみで、yahooには出てないので、コピペは無しです。

中国だと、ゴーヤとかうタウナギとか

イギリスだとジャガイモ

オーストラリアだとビリヤードのキュー

日本だと、化粧瓶、スリコギ、ボール、瓶などなど

※タウナギとキューは同僚とかに入れられた。

グーグルで検索すると、ブログのほかに、普通に論文とかみられます。

シャンプー

頭皮の湿疹とそれによるかゆみが続いていて、頭を洗う回数増やしてもあまり変わりないので、シャンプーをかえてみることにしました。
(今まで、そのことを思いつかなかった・・・)

今回買ったシャンプー

牛乳石けん株式会社
着色料、防腐剤、香料、品質安定剤が無添加のシャンプー
カウブランド シャンプーNC

今まで使っていたのは、某大手メーカーの、ふけかゆみをふせぐと宣伝されているものです。

環境保護という名のコスト削減

 

日光郷土センターのトイレの洗面台

環境保護というもっともらしい理由でペーパーを設置もとい補充せず。

ペーパータオルの容器がそのまま残されているのも、なんか中途半端。

容器を撤去して貼り紙だけとしたほうが、スッキリするのではないだろうか。 

 

 

 

ただ、この郷土センターの正面玄関には、「キーンと冷えた」というPOPがついた自動販売機が2台(撮影しようと思ってたけど、裏口から出たこともあって、撮り忘れた)。

環境保護言うならまず、この自販機を撤去するべきだと思う。

 

 

 

 

トイレの清掃は、建物内のトイレということもあって、行き届いていた。

 

 

コレ自体は、前も書いたことあるはず。

あんこうの吊るし切り(微グロ注意)

 

アンコウを吊るして、

(吊るした状態はこちらhttp://e-tochigi.com/blog/blog.php?key=27449

 

両ヒレを切り落として

 

 

皮を剥ぐ

 

アンキモを取り出し

 

ほお肉を切除

 

アンコウは口の中にも歯があって、食いついたら離れないようです。

 

ちょこんとしたのが、心臓で、

心臓も取り出し

身を切り離すと、

 

残りは骨と骨の周りの肉のみ。

骨以外は一通り食べられるようです。

 

今回は、観客が撮影しやすいように、アンキモとか心臓を見せてくれたので、10分くらいかかった。

 

このようにふっくらしているのはメスで、オスは人間同様身がしまっているとのこと。

日光へ行って帰ってきた。

カワチで買物してから、日光宇都宮道路で日光へ。
日光インター降りて直ぐの道を進むと、直進方向は駐車場があるようだけど、とりあえず国道120号線にでて、総合会館前のほうへ進む。
神橋から総合会館前の特に日光市内方面は渋滞。

西参道のところで道なりにUターンして、上記の駐車場こと日光市営御幸町駐車場を利用してみた。
満車状態の総合会館前の駐車場と同じく1回500円だけど、こっちはガラガラ。

ここから徒歩で、総合会館~西参道界隈めぐって、関東バスで東武日光駅前へ。

東武日光駅周辺とか駅近くのバス車庫も見に行ったけど、シーズンで殆ど出払っているので歩道から車庫内を撮影、他にも道行くバスとか風景とか撮影。

東武日光駅前から再び関東バスで、日光総合支所前へ(ほんとは、一つ手前の郷土センター前で降りるつもりだったけど、バス停名が異なるので降りそびれてしまった。)

郷土センター2Fで開催している絵手紙展を少し見てから、駐車場に戻って、

ここからはクルマで移動。
とりあえず、総合会館前まで行って道なりにUターン。
今度は、渋滞とまでは行かないけど、神橋交差点までは流れが悪い状況。

今市まで国道を走り、今市から高速へ上がるつもりが、今市市内の交差点を通り過ぎてしまい、今市駅前への所で右折して、細い道をすすんで、なんとか今市インターへの道に出れた。

日光宇都宮道路での出来事
行く時
大沢本線料金所出て直ぐのところで、路肩にワンボックスがとめられて、男数人が車外に出ていて、何事かと思ったら、柵の外側で放尿していた・・・・・・。

帰り
大沢本線料金所で、(上り方面)一番右側の有人料金所の出口付近のポールに足立ナンバーのセダンがぶつかっていた(というか食い込んでいた)。

料金所を通過する速度で、通過しそこなったのか、無理に止まろうとした結果なのか・・・。 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

総合会館周辺~日光駅周辺では、埼玉県議会の議員の後援会のバスツアーかなにかで、埼玉の観光バスが目に付きました。

そのなかでも特徴的な、春日部観光バスのクレヨンしんちゃんバス

   

ナンバーも希望ナンバーでクレヨン。

このバスは34号車。

 

普通は、春日部観光のように、号車ステッカーを2枚使って号車をあらわしますが、

バスが多い日の丸自動車興業だと、ステッカー1枚で30号車ぐらいは対応できるようです。

30号車

 

埼玉に事業許可を持つ観光バスがかき集められた用で、

埼玉にも営業所があって、栃木市が本拠地の富士観光バスも動員されていました。

23号車(とちぎ200か318)

台数多いためか、何グループかに分かれて走っていたようです。

 

 

がんばろう○○とかは他社でも見ましたが、

ここまでデカデカとはられているのは、はじめてみた。
サンクレールバス(所在地:宇都宮市野高谷)

今日は、JTBのツアーで使われたようです。

最近のバスは、このように団体名を表示できます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
廃墟マニアにも有名な、某ホテル跡の建物。
日光道上り線からは丸見えだったのか。
今回はじめて気がついた。

 

 

 

今回、日光で使ったお金は、駐車場代の500円と、絵手紙展の募金箱に入れた10円のみ。

関東バスは、2回ともバスカード使用。

なので、(観光的には)行って帰ってきただけです。

雲海モドキ

霧降大橋から山奥方面が、

幻想的な風景に見えたので撮ってみました。

 

 

   

 

  橋の上から

 

  

橋より少し下流から

 

 

橋の上からの全景

 

 

 

 

 

 

 

軍艦のようにも見えるかな?

 

4枚とも東武日光駅前から

うまとしか

北茨城特産市で、要冷蔵品購入したので、一旦帰宅して、午後3時過ぎに再度出かける。

二荒山神社前で流鏑馬。
貼り紙とかでは、3時半~となっていたけど、3時半すぎてから準備しているし・・・。

広場の一角にシートを敷いてその上に砂をまいただけの馬場。

結局、神職の行列がきて、その行列の仕上げで流鏑馬している感じ。
都合4回ためして、3回目の時に命中。
走り出してからは、ほぼ一瞬の出来事。
馬の走る速度が速すぎたようだ。

~~~~~~~~~~~~~~

その後歯科。

以前型取ったところの金属はめ込み×2。

歯科衛生士さんがはめこみぐあい調整して、歯科医がはめ込み接着と言う段取りで、歯科医に交代したら、手が滑ったのか、片方おこっとしたし・・・。

席外して、洗浄しに行ったのかどうかはわからないけど、直ぐ戻ってきた。

はめ込む直前に、しみるといわれて、空気吹きかけられたけど。おもいっきりしみて痛くて・・・。

多めに削って型とって、金属はめ込むと言うのが、この歯科のやりかたのようだ。

小金井市長のブーメラン発言

選挙中に、「ゴミ処理委託費の20億は無駄」「ゴミ処理場は作らない」→当選して、人道的支援で受け入れてきた委託先が無駄と言うなら自分たちで処理すればということで、来月にはゴミ収集停止の可能性も。

小金井市は、ゴミ問題を先送りしてきて、市内に処理施設ができる2017年までは、近隣の自治体の施設へ搬入せざるをえない状態。
(この施設もどうなるかわからない状況)

読売オンライン
『市長失言引き金、東京・小金井のゴミ収集危機』

 可燃ゴミの処理を周辺市に依存している東京都小金井市が、来月半ばにも搬出枠を使い切り、市内のゴミ収集が停止に追い込まれる可能性が高まっている。

 同市の焼却場は老朽化で廃止。この4年間は周囲の支援で乗り切ってきたものの、4月に就任した新市長の不用意な言動が引き金になり、周辺市が態度を硬化させているためだ。このまま引受先が確保できなければ、同市の約5万6000世帯は生ゴミなどが捨てられなくなる異例の事態を迎える。

 発端は4月の小金井市長選。ゴミ処理を他市に頼むようになってからの処理費増額分が「4年間で(計)20億円」に上るとして「ムダ使い」と指摘した佐藤和雄市長(54)が初当選したことが、周辺市の怒りに火をつけた。「『ムダ使い』なら自分たちだけでやればいいのでは」。4年間で約6200トンを引き受けてきた昭島市の北川穣一市長はそう語る。

 小金井市は自前の焼却場がなくなった2007年4月以降、1年ごとにゴミを引き取ってくれる自治体を探して契約を結ぶ綱渡り状態を続けてきた。同市で今年度排出が見込まれる可燃ゴミは1万3500トン。このうち佐藤市長が就任前に契約済みの8000トンを除く5500トンの引受先が決まっていない。

 現在のペースが続けば、11月15日頃には8000トンの枠を使い切ってしまい、引受先が確保できなければ、収集ストップは避けられない。事態収拾に向けて、佐藤市長は選挙戦での表現が不適切だったことを認め、周辺市に足を運ぶ「おわび行脚」を続けている。

(2011年10月29日16時18分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111029-OYT1T00477.htm?from=main1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『自前処理場 小金井の難題』

2007年3月末に廃止された二枚橋ごみ処理場(二枚橋衛生組合提供)。敷地は小金井、調布、府中の3市にまたがる
 「スタートラインに立てた」。あと1か月余で新処理場の建設地として二枚橋処理場(2007年3月に運転停止)の跡地取得にめどをつけなければならない小金井市の幹部は、胸をなで下ろした。

 約1・1ヘクタールの跡地は、処理場を運営してきた二枚橋衛生組合の小金井、調布、府中の構成3市が等分するが、3市議会での組合解散の手続きが遅れ、本格的な取得交渉にも入れなかった。それが、府中、小金井に続き、25日、調布市議会でもようやく、3月末の組合解散を決めたのだ。

 だが、別の新処理場を自市内に建設する調布市は「市域に2か所の焼却場は必要ない」(長友貴樹市長)として割り当て分の売却を拒む考えを変えていない。

     ◎

 跡地分割の線引きでも、3市の協議は難航した。

 昨年10月9日夜、新宿の都庁第1庁舎25階会議室。異例の調整に乗り出した都と3市の協議会で配られたA4判の紙には、組合が作成した五つの分割案の一つが示されていた。

 「地形が悪すぎる。これを持ち帰ったら袋だたきだ」。中島信一・府中市副市長は天を仰いだ。等面積ではあるが、府中分は、中央部と西側で不整形な「L字形」。だが、昨年2月からの協議の末、都が示した「あっせん案」が結局、組合の最終案になった。小金井としては、跡地売却を否定していない府中分を合わせれば、「コンパクトな焼却場なら建ち、首の皮1枚つながった」(小金井市議)という。

 「小金井のごみの行き場がなくなる事態は何としても避けなければならない」と、都の梅村拓洋・多摩振興担当課長は強調する。

     ◎

 小金井の迷走は、ごみ量が右肩上がりに増えていた1985年に始まった。老朽化が進んだ二枚橋処理場の処理量を1日550トン程度に更新する組合の計画が決まったにもかかわらず、排ガスや臭気に悩まされてきた周辺住民の声を受け、小金井市議会が改築と同時に処理場の分散を検討すべき、とする「第2工場論」を一方的に決議したのだ。

 これをきっかけに、3市の関係がこじれ、施設の更新が遅れた末、府中は狛江、稲城市などの多摩川衛生組合に加入、調布も三鷹市などと組み、たもとを分かつ形になった。だが、小金井はパートナー選びなど対策を先送りし、国分寺市への共同処理の申し入れは2004年5月にずれ込んだ。

 そして、07年3月末の二枚橋処理場の廃止に伴い、宙に浮いた小金井の年間約1万9000トンのごみ(当時)は、国分寺など周辺自治体が引き受けたが、小金井が09年2月中に新処理場の建設地を確保するとの約束を守れず、延期した「09年度中」の期限も実現できるか、不安視されている。

 国分寺市の大沢康雄・清掃施設担当課長は「一緒にやれるか判断するリミットは迫っている」と言う。小金井のごみ行政は正念場を迎えている。

     ◆   

「丁寧に説明を」

 二枚橋のように、建て替えが難航しているのは立川市のケースだ。処理場周辺の自治会と焼却炉を増やさないと約束したにもかかわらず、日量100トンの炉を追加。93年前後には2008年末までに移転する協定を結んだが、他に適地を確保できず、めどはたたない。

 今後、順次建て替えが予定されている23区内で目立ったトラブルはないというが、焼却場を管理運営している東京二十三区清掃一部事務組合施設建設部の安井龍治・計画推進課長は「『迷惑施設』とも言われるだけに、地元に場所の選定理由を丁寧に説明し、完成後も環境への影響を示すデータを示したり、意見交換を密にしたりする姿勢が不可欠」と指摘する。

(2010年1月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/feature/tokyo231264437766653_02/news/20100126-OYT8T00104.htm?from=popin

京大生らが貨物列車に飛び乗った事情とその背景

8月下旬の、男子学生が貨物列車に乗って途中で降ろされて、元の駅に連れ戻された事件の詳細。

izaより
『京大生らが貨物列車に飛び乗ったワケ』
配信元:産経新聞
2011/10/29 11:47更新

 大津市南小松にあるJR湖西線近江舞子駅。のどかな田園地帯の中にあるこの駅で8月下旬、駅のホームに停車中だった貨物列車に、夏休み中の京都大学生ら3人の男子大学生が飛び乗るというアクシデントが起きた。コンテナと土台車両のわずか幅約60センチの隙間にしゃがみ込み、約7キロ離れた地点まで走行。だが、運転士に見つかり列車は緊急停車。3人は滋賀県警大津北署に鉄道営業法違反の疑いで、事情を聴かれた。3人は、駅から約15キロ離れた地点にあり環境省選定の「平成の名水百選」の一つ「針江の生水(しょうず)」(滋賀県高島市)に「行こうとした」と話したという。3人は中学、高校の同級生。どんな思いで無謀な行為に及んだのか。(本間英士、加藤園子)

 「男の人3人が、止まっていた貨物列車に飛び乗ったようだ」

 8月24日午後5時ごろ、JR近江舞子駅のホームにいた男子中学生が、時間調整のため停車していた松山発金沢貨物ターミナル行き貨物列車(21両編成)に飛び乗った男3人に気づき、駅員に知らせた。貨物列車は直後に出発したが、駅員から連絡を受けたJR西日本の運転指令所(大阪市)が、緊急停車を指示。列車は同駅から約7キロ先の北小松-近江高島間で停車し、運転士が車両を点検したところ、13両目にいた男3人を発見した。

 運転士は3人を降ろし、逆方向から現場付近に走行してきた大阪行き特急「サンダーバード34号」を緊急停車させ、3人を近江舞子駅に連れ戻した。

 貨物列車はそのまま予定通り金沢貨物ターミナル駅に向け発車したが、このトラブルの影響で、JR湖西線などで5本が運休。上下線15本が最大約1時間運転を見合わせ、約3200人に影響が出た。

 一方、特急電車に乗せられた3人は近江舞子駅で降ろされ、大津北署員に引き渡された。同署は、鉄道営業法の33条で罰金などの対象になっている運転中の乗降に抵触する恐れがあるとして、同法違反の疑いで3人から事情を聴いた。県警は慎重に捜査を続けている。

 県警によると、3人は京都大2年、新潟大2年、東京外国語大1年の19~20歳=いずれも当時=の男子大学生で、愛媛県内にある中学、高校時代の同級生だったという。捜査員に対し、3人は、環境省選定の「平成の名水百選」の1つ「針江の生水」に「行きたかった」といい、「名水巡りに興味があり、夏休み中、仲がいいメンバーで行ってみようと思った」と話したという。

 それにしても、なぜ貨物列車だったのか。県警に対し、3人は「乗るはずだった列車が遅れ、焦っていた。ちょうど駅のホームに停車していた貨物列車に乗れそうだったので、乗ってしまった」と説明したという。

 当日、京都府内のJR東海道線の踏切で、大型トラックが立ち往生したため、同線のほか湖西線でもダイヤが乱れていた。捜査関係者によると、3人はJR京都駅で湖西線の近江舞子行き普通電車に乗車、「針江の生水」の最寄り駅、JR新旭駅(滋賀県高島市)まで行こうとしたが、近江舞子駅では電車が約1時間遅れていたという。

 ■惨事にもなる危険行為

 貨物列車は乗客を想定していない。3人はどのような場所に乗り、7キロの行程を走ったのか。

 貨物列車運行を担うJR貨物関西支社(大阪市)によると、貨物列車は、土台車両にコンテナが1~5個搭載されている。3人が乗った車両のコンテナは1個だったが、コンテナと土台車両のうち人間が入れる空間は幅約60センチ、長さ約2・5メートルしかない。3人はここに並んで手すりにつかまり、しゃがみ込んで乗車していたという。

 貨物列車は通常、時速75~130キロで運行。3人が乗っていた列車は95キロ程度のスピードを出していた。

 JR貨物関西支社の広報担当者は「何らかの原因で急停車すれば、その勢いで外に飛び出ることも考えられ、大惨事になる可能性もあった」と指摘し、「海外の映画やドラマを見ると、貨物列車に乗りこむシーンが出てくるため、簡単にできそうな気がしてしまうかもしれないが、極めて危険。絶対に乗車しないでほしい」と警鐘を鳴らす。

 さらに、貨物列車は基本的には途中下車しない。3人が乗った列車も、近江舞子に停車したのは時間調整のためで、その後は「針江の生水」の最寄り駅・新旭駅には停車せず、福井県敦賀市の敦賀駅までノンストップで運行していた。

 県警によると、3人は捜査員に、憔悴(しょうすい)した表情で、「各駅に止まると思っていた。速度が上がって怖かった。軽はずみな気持ちでした。申し訳ありませんでした」などと、反省の言葉を口にしたという。

 捜査関係者の1人は「3人の乗車がたとえ、だれにも見つからなかったとしても、敦賀に到着するまでは降りられない。敦賀から新旭まで引き返すには、乗車時間だけで1時間ほどかかるうえ、電車待ちなどを考えれば、『針江の生水』には当日中にはたどり着くのは難しかっただろう」と話す。

 ■名水百選地元は「残念」

 3人が、危険極まりない貨物列車への乗車までして、見てみようとした「針江の生水」とはどんなところだろうか。

 「針江の生水」とは、琵琶湖に近い針江地区(滋賀県高島市新旭町)で、住民が生活に利用している湧き水のことをいう。各家庭で小さな池のようなたまり水を設け、野菜や食器を洗ったり、コイを育てる池の水に使ったりと、さまざまな用途がある。もちろん、飲み水としても利用されている。

 県西部にそびえる比良山系に降る雨や雪が、琵琶湖に注ぐ安曇川の地底に浸透している伏流水となり、地表にわき出ている。水は生活の中で汚れるが、コイが料理の残飯などを食べて浄化され、地区の小川を通り、琵琶湖に流れる。

 こうした暮らしは川と密着し、美しい風景をつくり出したとして、環境省が平成20年6月、「平成の名水百選」に認定した。

 「きれいでしょう。くせもなくてよく冷えていて、とてもおいしい。最近では若い人もけっこう足を運んでくれるんですよ」

 自然環境の保全活動を行う市民団体「針江生水の郷委員会」メンバーの住民男性(67)はそうほほえむ。

 地区では、ボランティアガイドとともに「生水」を見学するツアーが平成16年から続けられており、参加者は開始当初、年間約500人ほどだったが、昨年には約900人に増加している。最近はツアーに環境学習を目的として訪れる高校生や大学生も多く、参加者の2割程度を占めるという。

 「針江生水の郷委員会」のメンバーの男性は「ここの水はどこにも負けないくらい質が高い水だし、周りの環境もすばらしい。ぜひ一度足を運んでほしい」と話すが、大学生らが貨物列車に飛び乗ったことには「興味を持ってもらったことはありがたいが、世間に迷惑をかけた出来事。針江の名前が出たのは残念」と悲しい表情をみせた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/533316/