粉ミルクは、水道水で調乳するようにつくられているため、市販の水のうちミネラルを強化したミネラルウォーターや、海外で採水された天然水で調乳すると、ミルクのミネラルのバランスがくずれてしまう場合もあるようです。こういったものを与えると、赤ちゃんの健康(特に腎臓)にも悪影響となる場合もあります。
読売オンラインより(該当部分転載)
粉ミルクを溶かすのにミネラルウオーターを使う際は、水の「硬度」(カルシウムなどミネラルの含有程度)に注意が必要だ。硬度が高いとミネラルが過剰になり、腎臓に負担がかかる。輸入品には硬度の高い商品(硬水)もあり、商品表示を確かめたい。販売会社の「ビーンスターク・スノー」は、「硬度300以下を使うように」勧めている。
(2011年3月24日00時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110323-OYT1T00944.htm
(コトろぐにて紹介されていました)
明治乳業が提供する妊娠・出産・育児の総合情報サイトより
(該当部分を順番を入れ替えて転載)
最近水に対する関心が大変高まり、コナミルクを”ミネラルウォーター”で調乳するお母さんが現れました。一口にミネラルウォーターと言っても、水割り用にミネラルを強化したものから、ただの湧き水といったものまで千差万別です。過去には、”調乳用”とうたっているにもかかわらずミネラル含量の極めて高いものがありました。コナミルクのミネラル量は、水道水あるいは一般的な井戸水程度の硬度のもので調乳されることを想定し調製されています。どうしても容器入り飲料水を購入してコナミルクを溶かすという場合には、表示されているミネラル量の数値を比較して、是非”ミネラルの多くない”ごく”自然の水”を選んで下さい。さもないと、せっかくの脱塩の努力が無駄になってしまいます。
過剰に摂ったミネラルは、赤ちゃんの未熟な腎臓を通して体外へ排泄されなければなりません。しかし赤ちゃんの腎臓は未熟で、大人のように濃いオシッコを作ることができません。腎濃縮力が大人の半分、つまり、余分に摂った不要のミネラルを体外に排泄するのに、大人の倍量の水が必要なのです。
ミネラルの多い濃いミルクを与えられていた時代には、オシッコとして使わなければならない水の量が多かったために、気温が高く、汗としてあるいは呼気中に出ていく水の量が増える夏季などには、水不足を起こし、発熱する例が見られました。そのものズバリ、「夏季熱」と呼ばれました。現在のミルクでは、電気透析などの技術によって、母乳のミネラルバランスを参考にしながら、ミネラルを十分減らし、「予備水分量」が十分確保されていますので、このような心配はまずありません。
http://www.meiji-hohoemi.com/mamapapa/history/0311index.html
森永乳業に粉ミルクをミネラルウォーターで調乳してよいか聞いてみたという報告が載っているブログ
http://shachoublog.net/nyu-su/mineraruwho-ta-konamiruku.html
