帰国する外国人に代わって、職を失った被災者を雇えばと思うけど、賃金とか場所とかがネックになるのかね。。。
毎日JPより
『東日本大震災:中国人実習生次々帰国 農家、収穫に不安も』
キャベツ畑でビニールシートを固定していたくいを抜く楊さん=茨城県八千代町で2011年4月7日、原田啓之撮影
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で、「外国人研修・技能実習制度」を利用して茨城県内の農家で働いていた中国人が大量に帰国した。春白菜やキャベツの産地、同県八千代町では約300人に上り、収穫の担い手が不足。福島県から避難してきた人が穴を埋める動きも出ている。【原田啓之】
八千代町は福島第1原発から約170キロ。中国人実習生3人とキャベツやゴーヤを育ててきた女性(49)は、1号機の建屋が爆発した3月12日夕、実習生が寄宿舎のテレビでその映像を食い入るように見ているのを見かけた。「日本は大変」。来日3年目で一番日本語のできる楊浩さん(29)=湖北省出身=が不安そうに語りかけてきた。
「ここは大丈夫だから」。女性の家族が日本地図を広げて説明したが、表情が硬い。楊さんは畑に出るときマスクをつけるようになった。
結局、3人は帰国しなかったが、帰国を決意した実習生仲間から頻繁に「一緒に帰ろう」と誘いがかかる。中国に残した楊さんの妻(29)も「心配だから帰ってきて」と電話してくるという。
4月上旬。女性は楊さんに「これからも仕事できる?」と聞いてみたが、「様子を見ないと分からない」と言葉を濁された。「実習生が帰ってしまったら収穫しきれないから、畑を縮小するしかない」。ハラハラしながら3人を見守っている。
◇
4.5ヘクタールで白菜やメロンを栽培する八千代町東蕗田(ふきだ)の男性(50)。3年前から高齢の両親に代わって受け入れてきた実習生4人のうち3人が帰国した。ケーブルテレビで中国のニュース番組を見て情報収集をしていたという。男性が「子供が外を歩いているんだから大丈夫」と説得したが聞き入れられなかった。
入れ替わるように4月初め、人の紹介で福島県浪江町から避難してきた横山進一さん(58)と長男(31)が働くことになった。メロンのつるから余計な芽を取り除く手入れを頼んでいる。「本当に助かった」と男性が話す横で、横山さんは「慣れないから足腰が疲れますね」と笑った。
横山さんは浪江町で工務店を経営し、原発工事の下請けもした。海岸から約500メートルの自宅は津波に襲われ全壊したうえ、原発から約10キロのため近づけない。今は、アパートに長男夫婦と孫2人の計5人で暮らし、農作業でようやく自立の足掛かりを得た。ただ、「農業は一時的な仕事」。メロンの収穫が終わる7月が過ぎたら、建築関係の職を探したいという。
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福島からの避難者を農家に紹介している八千代町農業委員長で町議の水垣正弘さんによると、町では15年前から同制度を利用して外国人を受け入れてきた。震災前にいた約790人の8割は中国人で、そのうち半数が帰国したという。「農業は収入が不安定で、若い人には生活のリズムが合わない。真面目に働いてくれる実習生に頼ってきた」と話す。
水垣さんが農家に紹介した福島県の避難者は39人。ほとんど農業の経験はない。町社会福祉協議会などと協力して借家やアパート、家財道具を準備し、農家には時給800円で雇うようお願いした。
しかし、一方で新しい実習生の受け入れにも努めている。「避難者はいずれ元の仕事に戻りたいと思うのが現実。実習生が必要なことに変わりはない」
【ことば】外国人研修・技能実習制度 途上国の人材育成・技術発展を支援するため、3年を限度に外国人を日本の企業などに受け入れる制度。08年末で約19万人が受け入れられている。従来、1年目は研修生として仕事に携わっても労働法規が適用されなかったが、実態は労働者同様に扱われることも多く、昨年7月、全員に労働法規が適用されるよう制度改正された。財団法人国際研修協力機構によると、09年に受け入れた研修生約5万人のうち8割を中国人が占め、都道府県別では茨城県が最多で3790人だった。
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毎日新聞 2011年4月15日 10時23分(最終更新 4月15日 12時27分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110415k0000e040011000c.html
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外国人バイト200人退職=震災後1週間で―吉野家
時事通信 4月14日(木)21時1分配信
牛丼大手の吉野家で、東日本大震災後の約1週間に、首都圏で勤務する外国人アルバイトの4分の1に当たる約200人が退職していたことが14日分かった。安部修仁社長が同日の決算発表会見で明らかにした。退職者の多くは、余震や原発事故の影響を避けるために帰国したとみられる。
アルバイト不足に陥った同社は、社員らを店舗に派遣。被災店舗の休業や計画停電による営業時間短縮にもかかわらず、3月の既存店売上高は前年同月比0.8%増を確保した。併せて、アルバイトの新規採用を進め、「現在は円滑に営業できている」(安部社長)という。
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最終更新:4月15日(金)0時44分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000137-jij-bus_all
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西日本新聞サイトより。
■出頭の中国人「日本にいたくない」
長崎署は26日、住所不定、自称アルバイトの中国人の男(48)を入管難民法違反(不法残留)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、男は「東日本大震災による福島第1原発の事故が恐ろしいので、帰国したい」として、在留期限が切れた不法滞在者であると名乗り出てきたという。
逮捕容疑は、2000年6月8日-9月6日の短期滞在ビザで来日しながら、期限後も国内に残留した疑い。
同署によると、男は千葉県船橋市でアルバイトをして暮らし、今月11日の震災発生時は同市にいたが、1週間前に1人で長崎市に来てホテルに宿泊したとみられる。「原発事故の被害に遭いたくないので長崎に来た。日本にはいたくない」などと供述しているという。
同署は「日本の最西端なら被害がないと思って逃げて来たのではないか」とみている。同署は男を送検する予定だが、望み通りに本国へ送還されるかは検察当局の判断に委ねられるという。
=2011/03/27付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/233893

詳しいことはよ~知らんけど、安い労働力を利用している方にも問題があるような気がするなァ~。
> ガリレオくんさん
たぶん、こんな図式かと思います。
安くしないとモノが売れない(安くて当たり前)=原価を下げるため安価な労働力にたよざるをえない→工場は海外移転、小売や農業は労働者の賃金を下げる=低賃金だと日本人は集まらず(都道府県ごとに最低賃金が定められているので、極端に安くできない)=外国人を研修生として低賃金で受け入れざるをえない。