LRTの反対として、よく言われるこの3本柱。
現状問題となっているのをあげてみると。
医療
→医師および看護師の過重労働
→医療事故での訴訟のリスク
→人手不足で中規模病院での産婦人科の休止
介護
→介護従事者の待遇改善
→介護施設の安全衛生の強化
→即戦力的な教育
福祉
→失業者対策
→市内在住でリストラ等会社都合で職を失った人を新たに雇った企業への補助金制度は現在あります
→就職機会の拡大
→雇用維持への補助金
→国ではやっています
どれかに手をつけるにしても、約360億円はあっというまに消費してしまいそうです。。
宇都宮の場合、市民病院というのはないから、特定の病院にだけ支援という事もしにくいだろうしね。
産婦人科医への(経済的・リスク的)支援や失業者対策以外は、市単独ではしにくいものばかりです。
金額の多寡ではなく、必要性の上での優先順位でしょうね。
今回、那須烏山市の事業をやって、ソフト事業の必要性を痛感しました。
小額でもできることはたくさんあります。
そして、特に過疎地域では地域の維持のためにもそういう事業が必要なことがすごく多いんです。
大項目にすると金額がとてつもなく大きくなりますが、細分化してできることを積み上げていく前提にすると改善する手立てはたくさんあると思います。
逆にハード事業はある程度の金額をかけないと成立しません。それを考えると、ソフト事業を優先すべき、という考え方は理解できます。