日光市内の国道119号線の歩道拡幅のため、移動したばかりの築100年の建物が倒壊してしまったようです。
昨年秋に日光に行った時に移動時の様子を撮っていました。
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yahooニュースより
とちぎ発信箱:失われた「温故知新」=浅見茂晴 /栃木
毎日新聞 1月11日(火)11時54分配信
世界遺産「日光の社寺」と、その玄関口の東武・JR日光駅との間に広がる門前町「東町」で、歩道拡幅と家屋を後退させる工事を主体に、街並み整備が進められている。
家々の建て替えが進む中、石屋町の薬局「松井日新堂」が突然、倒壊したのは暮れも押し迫った先月15日だった。家屋を移動させ、新しい基礎の上に乗せた後だった。
大正元(1912)年に建てられた築約100年の、クラシックなたたずまいは、ランドマーク的な存在だった。家主の松井洋子さんによると、薬局は祖父が始め、1階は店舗にキッチンと3部屋。2階は2部屋に巡り廊下があった。店名の「松井日新堂」が書かれていたのは厚さ約15センチの1枚板。金属の飾りは「戦争中に供出した」と言う。
屋根をふき替えたほかは当時のまま。「冬は寒かったが、3代の思いがいっぱい詰まった家だから、残そうと決心した」。移動後は薬局をたたみ、1階の店舗は貸し出そうと思っていた。3件の打診があったばかりだった。「まだ心の整理がつかない」と言う。
まちの記憶を伝える家屋が姿を消す。故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る機会が失われたようで、返す返す残念だ。(日光通信部)
1月11日朝刊
































