集団登校の列に・・・

クルマが突っ込んだとかは良く聞きますが、鹿沼ではクレーン車が突っ込み、5人が死亡という大惨事がおきました。

集団登校の列が、北から南へ。
クレーン車が南から北へ向かっているときに反対車線の歩道を歩いていた列に突っ込み、そのまま近くの民家へ突っ込んだようです。

クレーン車の会社は、現場から約1km南に位置しています。

<クレーン車の属する会社情報>
栃木県鹿沼市に本社を構える「株式会社 小太刀(こだち)重機」■全国クレーン建設業協会会員
栃木県知事許可 第13618号
■業務内容
大型・小型・クレーン車、重量物移設工事、高所作業車、鉄板リース、事故車処理
http://www.citydo.com/prf/tochigi/guide/sg/160000783.html
(別に、公式サイトもあるようですが、403エラーでアクセスできない状態です)

yahooニュースより
『小学生の列にクレーン車、5人死亡1人重傷』
読売新聞 4月18日(月)9時25分配信

登校中の小学生の列に突っ込んだクレーン車(18日午前、栃木県鹿沼市で、読売ヘリから)=松本剛撮影
 18日午前7時45分頃、栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で、集団登校中だった同市立北押原(きたおしはら)小学校の児童20~30人の列に、12トンの大型クレーン車が突っ込んだ。

 児童6人が病院に搬送され、男児4人、女児1人の計5人が死亡、男児1人が重傷を負った。

 県警鹿沼署は前方不注意だったなどとして、日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて調べる。

 死亡したのは、4年の伊原大芽(たいが)君(9)、関口美花さん(9)、下妻圭太君(9)、5年の星野杏弥(きょうや)君(10)、6年の大森卓馬君(11)の計5人。重傷となっているのは6年生の熊野愛斗(まなと)君(11)。

 県警の発表などによると、クレーン車が対向車線をはみ出し、反対車線の歩道の縁石を乗り越え、児童の列の中央に衝突したという。児童らは集団で、幅5メートルの歩道を縦一列になり、クレーン車とは反対方向に歩いていた。現場は北押原小の約150メートル北側。片側1車線(幅9メートル)の直線道路で、歩道と車道の間にはガードレールはなかった。当時、天候は曇り、路面は乾燥していた。 最終更新:4月18日(月)12時7分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000188-yom-soci

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この記事には、事故現場付近の図があります。
位置情報は、この記事を元にしてあります。

『クレーン車事故 「歩道広かったのに」中央線越え児童列に』
毎日新聞 4月18日(月)11時51分配信

拡大写真
事故発生時の状況
 新学期が始まったばかりの小学生の登校の列に、車が突っ込む悲劇がまたも繰り返された。「助けて」「救急車、救急車」。叫び声が飛び交う中、悲鳴も上げず現場に立ちつくす児童、泣き崩れる母親……。近所の住民らも児童5人が死亡し、1人が重体となった惨劇に青ざめた。過去に同様の事故で子供を失った父親は「何らかの危険な運転行為があった可能性もある。原因を徹底的に調べてほしい」と願う。

【クレーン車事故】児童の列にクレーン車 5人死亡1人重体 栃木

 栃木県警鹿沼署によると、運転手、柴田将人容疑者(26)のクレーン車は中央線を越えて対向車線脇の歩道を歩いていた児童をはねたうえ、住宅に突っ込んだ。隣家の60代の女性は「ぐちゃっという音を聞いて、表に出た。近くに行くと血の気が引いた土色の顔をした女児が倒れていた。歩道幅が広く、安心だと思っていた。まさかこんな大事故が起きるとは」と話した。

 現場には複数の児童が悲鳴も上げず立ちすくんでいた。「何があったの」と尋ねると、「車が突っ込んだ」と口々に話し、「弟が車に巻き込まれた」と泣き出す児童もいた。クレーン車の横にはランドセルを背負った児童が2人倒れており、路面にはスリップ痕などブレーキを踏んだ跡はなかったという。

 情報収集に追われる鹿沼市教育委員会の金子英利・学校教育課長補佐は「なぜこんなことに。児童たちの生死が心配だ。いまは状態を把握するのに精いっぱい。今後の対応は学校側と相談して決める」と話した。

 鹿沼市内にある柴田容疑者の勤務先によると、柴田容疑者は2年ほど前から勤務していた。勤務態度に特に変わったところはなく、この日は午前7時半過ぎにクレーン車に乗り出かけたという。

 亡くなった児童が通う北押原小では、午前11時から緊急の職員会議が開かれ、事故の対応などを話し合った。

 埼玉県川口市の市道で06年、保育園児の列にワゴン車が突っ込み21人が死傷した事故で、長女悠月(ゆづき)ちゃん(当時5歳)を亡くした福地禎明さん(42)は今回の事故について「川口の事故では生活道路だったが、見通しが良い直線道路という点では状況は似ている。クレーン車は民家にも突っ込んでおり、おそらく相当な速度が出ていたはずだ。何らかの危険な運転行為があった可能性もある。原因を徹底的に調べてほしい」と指摘した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000009-maip-soci

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asahi.comより

『登校の列にクレーン車、児童5人死亡1人重傷 栃木』

2011年4月18日12時31分
18日午前7時40分ごろ、栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で、クレーン車(12トン)が、登校中の市立北押原小の児童の列に突っ込んだ。県警や消防によると、4年~6年の男女6人が事故に巻き込まれ、うち4年~6年の男女5人が死亡。残る6年の男児1人も重傷という。

 県警によると、死亡したのは、いずれも同市上殿町、同小4年関口美花さん(9)と伊原大芽(たいが)君(9)、下妻圭太君(9)、5年星野杏弥(きょうや)君(10)、同市樅山町、6年大森卓馬君(11)。

 同市消防本部によると、同市上殿町、6年熊野愛斗(まなと)君(11)は骨盤骨折で治療を受けている。

 県警は、自動車運転過失傷害の疑いでクレーン車を運転していた栃木県日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)を現行犯逮捕した。同致死傷容疑に切り替えて調べる方針。

 柴田容疑者は鹿沼市樅山町にある小太刀重機の従業員。同社によると、市内の工事現場に向かう途中だったという。県警によると、飲酒や薬物使用の形跡はなく、事故後はショックを受けた様子だったという。

 事故があったのは、片側1車線(片側の幅約4.5メートル)の見通しのいい直線道路で、北押原小から約170メートル北西の地点。児童たちは学校側の歩道を南に向かって歩いており、クレーン車は反対側の車線を北に向かっていた。

 クレーン車は何らかの原因で大きく進路を右に変え、児童の列に斜め前からぶつかりながら、幅約5メートルの歩道を突っ切り、民家の小屋に突っ込んだという。

 歩道にガードレールはなかった。歩道上にあった車止めの鉄製ポールはなぎ倒されていた。

 自転車で散歩中に、事故が起きた瞬間を見ていたという男性(54)は「運転者がハンドルを抱きかかえるように突っ伏した状態で、クレーン車が縁石を乗り越えていった」と話した。

 現場は東武日光線樅山駅から東に約500メートルで、日光東照宮に向かう日光例幣使街道沿いの
http://www.asahi.com/national/update/0418/TKY201104180053.html

3 Replies to “集団登校の列に・・・”

  1. 何とも痛ましい事故ですね!
    先ほど、仕事の帰りにその前を通ってきました。
    「歩道が広くて子どもたちには安心」と思っていた道路なのでビックリです。

  2. > セッコさん
    歩道は広くても、国道で交通量の多い道路で、車道と歩道の間には縁石があるけど、(とちぎテレビのニュースによると)丁度クレーン車が突っ込んだ民家の出入り口で縁石が途切れていた場所だったようです。

  3. 怖くて、恐ろしい事故ですね。

    幼い6人の命を奪った、やり切れない気持ちです。
    親御さんの気持ちを考えて悲しみと怒りを感じました。

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