宮型霊柩車

 

宇都宮市は、新設した火葬場・斎場への乗り入れを禁止しているため、宇都宮市内ではまず見かけない宮型霊柩車。

(市内の葬祭業のなかでは、まだ保有している会社もあるようです。)

 

(言い方は悪いですが)駅前で宮型霊柩車が見れたのは新鮮でした。

 

 

 

 

2011年4月30日 前橋駅前にて

 

5 Replies to “宮型霊柩車”

  1. 「霊柩車に出逢うと縁起が悪い」と仰る方がいらっしゃいますが、僕は逆に「縁起がイイ!」と感じます。なぜなら「自分が生きている」ことを改めて感じるから。

  2. 条例で禁じられているんですね。知りませんでした。送るひとの思いもありますから、なんとも言えませんが…。

    > ガリレオくん

    縁起がいいとか悪いとかじゃないと思います。そこには尊厳ある死があり、そして、悲しんでいる人々の思いがあるのですから。見ず知らずの方であっても哀悼の気持ちを持って見送るのが自然だと思います。

    回送であっても、お弔いがあったということですから、自然にご冥福を祈る気持ちになると思います。実在する死には、たとえイメージに過ぎなくとも慎みを持って接するべきだと思います。

    私自身は他者の悲しみのなかに自身の喜びを見いだす感覚はありませんし、「他者の死」というイメージに自身が生きていることへの感謝を思うという感覚は、個々人の感覚の違いだろうと思いますが、「縁起がいい」という感覚には違和感があります。

  3. > ガリレオくんさん
    家のあたりは、市南部から以前の火葬場へのルート沿いだったので、縁起とかは気にしてません。

    そういえば、以前の火葬場近くに葬儀ホール建設のときは、住民がアニメのキャラもちだしてまで反対運動していました。たとえばドラえもんを書いて「ヤメテー」の文字とか。

  4. > sirokumaさん
    調べたら、条例までは作っていなかったようですが、乗り入れ禁止は事実です。
    (本文を少し修正しました)
    悠久の丘の公式サイト
    http://www.u-yukyunooka.jp/

    「(国の法律なので)道路を走るのはかまわないが、市の施設への乗り入れは禁止。どうしても宮型にしたければ、火葬場の近くで洋型に乗せかえればよい」と市の職員がテレビで言ったとか・・・。検索してヒットしたブログより。

  5. > サルビアさん

    住宅地があとから出来たケースでは、住民の自己中心的な主張とも感じられますが、斎場や火葬場があとから出来たケースでは、やはり配慮も必要ですもんね。

    宮型霊柩車は最期の旅立ちに手向ける意味で豪華なのだから、送る側、ご遺族の思いが込められた文化だし、葬列という社会全体でひとりの人の死を悼むという文化継承の象徴的なモノだと思います。

    モノやコトの意味が薄れていくのは仕方がないことですが、意味は必要だからあったわけで、薄れていくことの弊害はあると思います。

    「知らない人」であってもどこかで繋がっているのが『社会』ですよね。社会として冠婚葬祭などの喜びや悲しみをわかち合うことで、ひとりひとりの精神的な負担を軽減するという装置でもある反面、負担を強要されるということもあって、目先のデメリットを嫌うことで大局的なメリットを手放してしまうのかなと思います。大局的なメリットは認知しにくいのかもしれませんね。

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