バスの構造

今回の事故バスは、ニ十数年前に作られたバスのようなので、昔の構造のバスとなると、1960年代後半~1970年代前半のバスになるようです。
でも、頑丈なバスでも速度が高い状態で何かに衝突したら、重軽傷者多数は免れないのではと思います。

参考リンク ウィキペディア 国鉄専用形式
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E5%B0%82%E7%94%A8%E5%9E%8B%E5%BC%8F
参考リンク ウィキペディア モノコック構造
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF

関越道バス事故:防音壁めり込み 車体軽量化で被害拡大か
毎日新聞 2012年04月29日 21時37分(最終更新 04月29日 22時10分)

高速道路の防音壁に衝突した大型観光バス=群馬県藤岡市の関越自動車道上り線で2012年4月29日午前7時57分、角田直哉撮影
拡大写真 ツアーバスが衝突した関越道の事故現場は片側3車線で、長さ10〜15メートルのガードレールと並び、高さ3メートルの防音壁が続いていた。激突によって、防音壁はバス前部の中央から座席7列目付近まで、車体を断ち割るようにめり込んだ。

 自動車の安全性を研究してきた芝浦工大名誉学長、小口泰平名誉教授=自動車工学=は、スピードを出したまま衝突したことが直接的な原因としながらも、「車体の軽量化という流れが被害を拡大させたのではないか」と指摘している。

 「速いスピードと衝突の角度という条件がそろったことで、防音壁が車体にめり込む形になった」と指摘。乗用車に比べて車高の高いバスでは、バンパーの効果も限定的だという。

 また、バスの車体は近年、軽量化や騒音の低減を目指して構造の見直しが進められていた。通常の事故では強度に問題はないものの、いったん防音壁などがめり込めば、遮る物がない「箱形の構造」になっているという。

 小口名誉教授は「今回の事故は特殊なケースだが、昔のバスの構造なら、あそこまでめり込むことはなかっただろう」と話している。【川崎桂吾】

http://mainichi.jp/select/news/20120430k0000m040084000c.html?inb=yt

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です