機関車を修理保存

母体が運送会社なので、自社で運搬や整備を行えるのが、大きな強みだと思います。

『機関車を修理保存 那珂川の岡さん』
(1月6日)

 【那須烏山・那珂川】歴史的価値の高い鉄道車両を後世に伝えようと、那珂川町久那瀬で運送会社を経営する岡一美さん(66)は、廃車や解体の危機が迫った鉄道車両を収集、整備し、動態保存に取り組んでいる。これまでに蒸気機関車やディーゼル機関車、寝台車など約80両を集めており、岡さんは「山中に雨ざらしの機関車など、一両でも多く探し出し、救いたい」としている。

 岡さんは仕事で各地を回る中、山中に置き去りにされた木材運搬用の機関車があることを知り、3年ほど前から山林やスクラップ置き場に放置されたり、使われなくなった鉄道車両の保存活動を始めた。

 中心は動態保存。動かない車両は、同社整備部門の従業員も協力。さび付いたエンジンを分解、修復し、塗装し仕上げる。1両の修復に3カ月から半年はかかるという。

 車両は鉄道事業者や官公庁、個人などから有償無償で譲り受ける。約80両の中には、ドイツクラウス社製の蒸気機関車(1889年製造)をはじめ、各種のディーゼル機関車や寝台特急北陸の14系寝台車、名古屋鉄道などで使われたキハ8500系の電車、宇都宮貨物ターミナルにあった貨車もある。

 岡さんは、那須烏山市白久の葬祭場敷地に各種幅の線路6本を敷設し車庫も整備。昨年4月に、自社の1部門として那珂川清流鉄道保存会を立ち上げ、8月から公開している。(入園料大人1500円、小中学生500円)。ディーゼル機関車運転体験やレール貸しも随時行っている。

 岡さんは「かわいそうな機関車を助け、民間では日本一の静態、動態保存車両基地にしたい」と夢実現に取り組んでいる。問い合わせは同会電話0287・83・8099。

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasukarasuyama/news/20130105/953659

2 Replies to “機関車を修理保存”

  1. 実は、昨日、門まで行ってきたんですけど、鉄分が低い私にはちょっと怪しげな雰囲気でなにがどうなのかよくわからなくて、時間もなかったこともあって断念しちゃいました。

    ここに行くには烏山駅からバスはないかな?

    運転手さん体験が出来るなら行きたいな〜

  2. サイトはこちら。

    http://www.ns-tetsudo.com/

    しかし、予想はしていたけど、マニアのみなさんの記事の多いこと。保存の手法については異論もあるようですなぁ。
    オリジナルにない装備の追加とか。

    真岡駅も鉄道博物館として整備されるそうだし、烏山線の蓄電池車化も絡めてストーリーを作れると面白いなぁ。
    ここにあるモハ3302と姉妹車の鉄道総研の無架線バッテリートラム「りっちい・とらみぃ」(モハ3301)を持って来れると烏山線との連携が取れますね。
    http://c5557.kiteki.jp/html/souken-t.htm

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