キティ神社 2日で石像撤去 サンリオに使用許諾なく

市販されている物を使用したとしても、固有名称を使用したり、一般公開したりするならば、権利を有する会社や団体等へ側への使用許可申請は必要になりますね。

毎日JPより
『<キティちゃん神社>お披露目2日で石像撤去 使用許諾なく』
毎日新聞 1月30日(水)7時42分配信

除幕式に多くの人が訪れたキティちゃん神社=甲府市中央1で2013年1月27日、藤河匠撮影

 甲府市の商店街で27日に除幕された「キティちゃん神社」にまつられた「ハローキティ」の石像が29日、撤去された。キャラクターを扱う「サンリオ」(本社・東京)の使用許諾を受けていないことが判明したため。お披露目からわずか2日後の撤去に、設置した甲府商店街連盟関係者は反省しきりだった。

 同連盟によると、サンリオの辻信太郎社長が同市出身ということもあり、若者客を増やそうと同市中央1の「甲府銀座通り」入り口に設置。ヒノキなどでほこらを作り、市販の石像を置いてさい銭箱も設け、27日には約100人が参加して除幕式も行った。しかし、報道で知ったサンリオ側から抗議と撤去の要請があったという。

 同連盟の長坂善雄会長は「サンリオはじめ関係者や楽しみにしてくれた人に申し訳ない」と陳謝。今後、再設置できるかは未定という。【藤河匠】

最終更新:1月30日(水)11時12分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000013-mai-soci

朝日ドットコムより
『甲府のキティ神社、3日で撤去 サンリオと未契約』

撤去される前の「キティちゃん神社」=甲府市中央1丁目

 【松本千聖】サンリオの人気キャラクター「キティちゃん」の石像が鎮座する「キティちゃん神社」が甲府市にできたが、29日、除幕式からわずか3日で姿を消した。使用契約が結ばれていなかったためで、撤去された石像の後釜には招き猫が座った。

 サンリオ創業者の辻信太郎社長が甲府市出身ということもあり、商売繁盛を願い、甲府商店街連盟(長坂善雄会長)が商店街に設けた。石像は高さ25センチ、重さ9キロで、山梨県内の石材店が6万円でつくった。

 ところが、神社の完成を報道で知ったサンリオが、使用契約を結んでいないと撤去を要請。長坂会長の家にあった招き猫が代わりに置かれた。

 長坂会長によると、計画段階で「ちょっとしたほこらをつくりたい」とサンリオ側に相談したが、契約が必要とは知らなかったという。サンリオの広報は「個人的なものだと聞いていた」と説明している。
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY201301290335.html

3 Replies to “キティ神社 2日で石像撤去 サンリオに使用許諾なく”

  1. いちごの王さま、ちっちゃいな〜。

    報道を受けて、無償で使用契約を締結すればいいのに。

    「キティちゃんを御神体としてちょっとした祠をつくりたいんだけどいいですか?」

    という問い合わせを受けて

    「それは個人使用ですか?」

    と確認していれば、問題は起きなかったはず。

    『ちょっとした』を『個人使用』と勝手に解釈し、問題ないと思うと回答したのであれば、自社の過失なのだから、契約料は取らずに使用許可を出すなどの措置をしてもいいくらいだし、最低限公式に謝罪すべきだと思います。

    いちごの王さま(サンリオ社長)、結構すごい人だと思っていたので、ミッフィー訴訟に続き、がっかりです。やっぱり所詮山梨商人なのかな。

    商店街側にしか取材していない毎日だと商店街側が超世間知らずで終わるけど、サンリオ側にも取材した朝日だとどちらにも非があるように見えます。

    ちゃんと取材して、齟齬を詳らかにして過失の詳細を明らかにした記事にしてほしいなぁ。

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