福島=原発=放射能汚染という考えが一般的になりつつあるようです。
福島の津波の被害とかは、あまり報じられていませんね。
<東日本大震災>「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見
毎日新聞 4月13日(水)22時17分配信
原発事故で被ばくを恐れ福島県から避難してきた子供が「放射能怖い」と偏見を持たれるケースがあるとして、千葉県船橋市教委が全市立小中学校長らに配慮するよう異例の指導を行っていたことが分かった。福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、両親らは別の場所へ再び避難した。大震災から1カ月たつが、福島第1原発の深刻な事態が収まる見通しは立っていない。知識の欠如に基づく差別や偏見が広がることを専門家は懸念している。【味澤由妃】
南相馬市の小学生の兄弟のケースは、避難者の受け入れ活動に熱心な船橋市議の一人が把握し、市教委に指摘した。市議によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。
兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。
福島県から県内に避難し、この家族をよく知る男性は「タクシーの乗車や病院での診察を拒否された知人もいるようだ。大人たちでもこうなのだから、子供たちの反応も仕方がない。でも、当事者の子供はつらいだろう」と話す。
市議の指摘を受け、船橋市教委は3月28日「(放射能への)大人の不安が子どもたちにも影響を与え、冷静な対応がとれなくなることが危惧される」として、避難児童に「思いやりをもって接し、温かく迎える」「避難者の不安な気持ちを考え言動に注意する」よう市立小中学校長らに通知した。
市教委によると今月から市内の学校へ通う被災者・避難者の子供は43人で、うち38人は福島県出身という。
避難児童を多数受け入れる市立行田西小学校の中村俊一校長は、「温かく迎えるのは言われなくても当たり前のこと」と強調。「放射能を巡る偏見や方言で児童を傷つけることがないよう注意深く見守ろうと、教職員に何度も話している。始業式や入学式で『いつか古里に帰れる日が来るでしょう。その時に船橋に来て良かった、友達ができて良かったと思ってもらえるよう仲良くしてください』と呼びかけた」と話す。
市教委に指摘した市議は「話を聞き、心がさみしくなった。船橋の子供たちにはいつも『思いやりのある人になってほしい』と言っている」と話す。
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千葉市稲毛区の放射線医学総合研究所(放医研)は福島第1原発事故直後の3月14日、放射線や被ばくを巡る電話相談窓口を開設。研究員や退職者6人が朝から深夜まで応対している。相談は主に首都圏から寄せられ、すでに6000件を超えている。
震災直後は「原発近くに住む親類を家で受け入れたいが、自分の子に影響はないか」という内容が多かった。その後、避難者の数が増えると「アパートの入居で難色を示された」「福祉施設や病院で被ばく線量を調べるスクリーニング検査の証明書の提出を求められた」などの相談が急増した。
今回の船橋のケースも踏まえ、放医研の柿沼志津子博士は「大人をまず教育したい。受け入れる側が心配すべきことは何もありません。むしろ心配しすぎる方が体に悪い」と指摘。「放射線について正確な知識に基づき、『正しく怖がる』ことが大切です。もっと勉強してほしいし、私たちも理解を深めてもらえるよう努力しなければならない」と話す。放医研は相談窓口(電話043・290・4003)を当面続けるという。
最終更新:4月14日(木)0時35分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000154-mai-soci
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津波で生じた瓦礫を川崎市まで鉄道で運搬して処理するということに対して、市民などから苦情殺到。
この件については、まとめのウィキページとかまでできています。
http://www47.atwiki.jp/kawasakicrisis/pages/23.html
川崎市の公式発表
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info3848/index.html
yahooニュースより
国内
『被災地の災害廃棄物受け入れで、苦情など殺到2000件超/川崎市』
カナロコ 4月14日(木)8時30分配信
宮城、福島両県など東日本大震災の被災地の復興支援として、川崎市の阿部孝夫市長が災害廃棄物を市内に移送し処理する方針を表明したことが波紋を広げている。市民から「放射能汚染が拡散しないか心配」など、これまでに苦情や問い合わせが2千件超と殺到。困惑する市は「誤解があるようだが、放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはない。安心してほしい」としている。
市環境局によると、8日から13日午後5時までに寄せられた苦情や質問、問い合わせは2千件以上。処理計画課には13日の日中だけで430件の電話があった。12日に福島第1原発事故が国際評価尺度で「レベル7」に引き上げられたことを受け、問い合わせが急増しているという。
子どもを持つ女性らから「安全性は大丈夫なのか」「焼却で放射能がまき散らされないか」など不安や心配する声が中心。「受け入れをやめろ」「何を考えているんだ」など声を荒らげるケースもあるという。
同課の5本の電話は鳴りっぱなしの状態で、職員は「安全が確認されるまでは絶対に受け入れません」などと対応に追われている。市は13日、市のホームページに廃棄物受け入れに関するQ&Aの掲載を始めた。
災害廃棄物をめぐっては、阿部市長が7、8の両日、福島、宮城の被災自治体を訪問。首長らと物的・人的支援について話し合い、災害廃棄物(粗大ごみ)についても積極的な支援を約束している。市は2007年の中越沖地震で発生した新潟県柏崎市のごみを貨物列車で輸送し、市内で処理した実績がある。
同局は「災害廃棄物の受け入れは、国や関係自治体と協議しながら検討していく。放射能を帯びた廃棄物は、低レベルであっても移動は禁止されている。本市で処理することはない」として、市民に冷静な対応を求めている。
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3月19日付け照明灯
最終更新:4月14日(木)8時30分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000023-kana-soci
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東京都副知事のツイッター宛てに、
「残酷な話ですが、放射能汚染されたご遺体を火葬することで、死の灰が飛散する恐れはないのでしょうか」というツイートもありました。
http://hiwihhi.com/inosenaoki/status/55276887148208128