禁止漁具使用の潮干狩り客らの検挙急増…愛知・三重

便利な道具を使って、ごっそりとるのはマナー違反ではすまなくなっているようです。

『<じょれん>禁止漁具、潮干狩り客らの検挙急増…愛知・三重』
毎日新聞 2月3日(金)1時16分配信

一般の潮干狩り客が使用を禁じられている「じょれん」=三重県提供
 愛知、三重両県で、漁業者以外に使用が禁止されている道具を使ったとして、潮干狩り客らが検挙されるケースが大幅に増えている。第4管区海上保安本部のまとめによると、11年は書類送検件数が年間141件に上り、前年の76件からほぼ倍増した。熊手に網やかごを付けた「じょれん」と呼ばれる道具を使うケースが急増したという。

 「じょれん」は一度に大量のアサリやハマグリなどの貝類を採ることができる。しかし、水産資源保護のため、09年に三重県、10年に愛知県が漁業者以外の使用を禁じた。違反すると県漁業調整規則違反に問われる。

 これまで4管は、じょれん使用の違反を見つけても指導や警告にとどめることが多かったが、11年は違反者を積極的に取り締まる方針を打ち出した。4~5月の大型連休を中心に集中的に検挙。141件のうち、じょれんを使うことで漁業権を侵害したと見なされ、漁業法違反の疑いで書類送検されたケースも95件と前年45件の2倍以上になった。

 4管は「違反者には科料や罰金が科せられることもある。じょれんはホームセンターなどで買えるようだが使わないように」と注意を呼びかけている。【岡大介】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000009-mai-soci

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