鬼怒川で発掘のクジラの化石展示

一つ前の投稿の関連情報がないか県のサイト見ていたら発見しました。

~以下、栃木県公式サイトより転載~
特別展示開催の趣旨

 平成24年2月から3月にかけて宇都宮市下岡本地内の鬼怒川河床において、中新世中期末(約1000万年前)のクジラ化石の発掘調査を行いました。

 県内における当該時代のクジラ類の化石は1~複数個での産出は見られるものの、今回、ほぼ全身の部位を回収することができ、その産出状況は骨格の配列に近いという極めて稀なものであり、学術的にも世界的発見といえる重要なものです。

 発掘した化石の分類学的検討や古生物学的な位置づけについては、今後の研究が待たれるところですが、今回の産出についてはメディアにも大きく取り上げられ、県民からの問い合わせなども多く、大きな関心を持たれていることから、今回、特別展示として速報的に回収した化石の一部を展示するとともに、発見から発掘調査、化石回収までの様子について、写真パネルを中心に紹介するものです。

期日

 平成24年4月14日(土)~5月6日(日)

会場

 栃木県立博物館エントラスホール西側壁前および床面

主な展示品

 ・仮クリーニング済みの採取化石(耳骨、肋骨、指骨、椎骨など)

 ・化石ノジュール(骨の石灰分により固結した化石入りの岩石)

 ・モリノス(化石が壊れないように石膏で覆った化石ノジュール)

 ・写真パネル(発掘調査の経緯、採取化石)

 ・化石産状写真(実物大)※床面に展示 など
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/bunka/hakubutukan_kujira_sokuhoutenji1.html

2 Replies to “鬼怒川で発掘のクジラの化石展示”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です