ポッポの丘(いすみ市) ブルトレなど4両登場

各地から車両を集めているということで、那珂川清流鉄道保存会と似ていますが、保存会が車両の保存を主体としているのに対して、こちらは客寄せを主目的に車内を販売所等に利用しているのが特徴。

東京新聞サイトより
『ポッポの丘(いすみ市) ブルトレなど4両登場 手動トロッコも「楽しい」』

公共交通としての役目を終えた懐かしの列車が並ぶ「ポッポの丘」(いすみ市作田)に、新たに寝台列車「ブルートレイン」や地下鉄など四両がお目見えした。丘にある車両数はこれで計十五両に。車両はもともと、集客効果を狙って農産品の直売施設などに活用してきた。線路上を手で動かして進むトロッコも今回登場し、子どもから大人まで人気を集めている。 (白名正和)
 四両のうち、一九八八(昭和六十三)年まで東京の地下鉄丸ノ内線で使われていた「400形」は、子どもに人気の鉄道おもちゃ「プラレール」の販売所として活用している。
 「丘に来るのは家族連れが多く、子どもにも楽しんでほしいと考えた」と経営する村石愛二さん(59)。車両の前には一周三十メートルの線路と手動トロッコ三台を設置。園児でも動かすことができ、多くの子どもが「楽しい!」とはしゃいでいる。
 古き良き時代を思い起こさせるブルートレインも二両登場した。いずれも七三年製造の「オロネ24-2(A寝台車)」「オハネフ24-2(B寝台車)」。外観のみ見ることができ、寝台列車の全盛期を知る中高年らに人気という。
 新たに導入した残る一両は、十二月に運用が終わったばかりのJR久留里線(木更津-上総亀山)の気動車「キハ38-1」。一月中に、鉄道のイラストや写真を展示するギャラリーに改装する。
 四両はいずれも鉄道業界に詳しい知人を通して引き取った。一月には千葉都市モノレール二両がさらに仲間入りする予定。村石さんは「房総地域に人を呼び込むことがそもそもの丘の目的。多くの人に来てほしい」と話した。
 入場無料。問い合わせはポッポの丘=電0470(62)6751=へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130111/CK2013011102000129.html

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