コミュニティバスの廃止

車両も、特注したようです。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110114/08.shtml

長崎新聞サイトより
1月14日のながさきニュース

『利用者伸びず「らんらん」廃止へ 長崎市のコミュニティーバス』

本年度末での廃止が検討されている長崎市コミュニティーバス「らんらん」=長崎市桜町
 長崎市の中心部を循環するコミュニティーバス「らんらん」について、同市が本年度末に廃止する方向で手続きを進めていることが13日分かった。昨年12月の定例市議会で建設水道委は「早期の廃止」を求めていた。

 らんらんは日蘭交流400周年を記念し、長崎市が長崎自動車(長崎バス、同市)に運行を委託して2000年に開始。当初から利用者の低迷に悩まされ、ルートの見直しなどをしてきたが、1日の平均利用者数は「長崎さるく博」があった06年度の646人をピークに、07年度593人、08年度583人、09年度569人と年々減少していた。

 市交通企画課によると、運行経費が運賃収入を上回った場合、赤字額を市が長崎バスに補助することになっている。車両購入費などを含めた09年度までの赤字額は約2億7千万円で、このうち9千万円が長崎バスへの補助額となっている。

 昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を機に、10年度から運行計画を変更。関連施設へのアクセスを高めたほか、逆回りルートも新設した。一方、運賃は100円から120円に増額、運行間隔も15~20分から10~55分に変更した。運行間隔などの変更が影響したのか、1日の平均利用者数(4~10月)は1便当たり計13・6人と、09年度の18・3人から大きく減少した。

 同課の松田秀造課長は「(運行ルートが)細かい所まで手が届くという側面もあったが、利用者数を考えると廃止せざるを得ない。ほかの交通機関の利用促進など、関係機関も含めて検討する必要がある」と話した。

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