餃子祭りとグルメ祭り もう一つの問題点が浮上

今日付けの下野新聞の読者投稿欄

餃子祭りへ家族が運転するクルマで行ったが、歩行にはつえを用いるため、会場に近い駐車場はどこかと警備員に尋ねると→「わからない」
しかたなく、餃子祭りはあきらめて県庁のグルメ祭りへ。
文化センター付近にいた警備員に身障者用駐車場はあるかと尋ねると→「そんなものはない、早く行って」
結局、あきらめて帰途に着いた。
那須塩原市の女性の投稿より

餃子祭りは、市役所の駐車場を普通にオープンしていたけど、障害者駐車等の優先はしていないし、祭りの会場は城址公園という場所柄、園内は所々起伏している。

前年まで複数会場で分散していたのを、今年は城址公園1会場で、餃子ブースはすべて本丸広場内に設置のため、会場内は混雑。

グルメ祭りのほうは、もともと駐車場の設定はなく、交通機関や徒歩・自転車での来場を求めていた。

飲食用のスペースを設ける関係上、県庁前の道路の一部を通行止めとしていたので、リフト付小型バスで運行の市内循環バス「きぶな」は、大通りを迂回運行。
県庁舎1F、県民広場、県庁内の通路を会場としていたので、歩道部分と車道部分の段差と県民広場への段差等がある。

両方のイベントとも、健常者(健脚者)向きで、高齢者や障害者の来場は考慮していないというのがはっきりしています。

シャトルバスは餃子祭りとグルメ祭り共通で、グルメ祭りの場合バス停は大通りなので、大通りから県庁まで徒歩移動必須。
使用されたバスはバリアフリー型ではない一般の路線バスで、混雑が著しい。
餃子祭り会場側では駐車場入場待ちの車列のために歩道に接しての乗降が困難なこと場合が多い。

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宇都宮市が開催するイベントは、最近は、市内中心部の城址公園やオリオンスクエアで開催(イベントによっては複数会場を使用)しているが、ともに最寄バス停は会場の会場の目の前ではなく、複数会場の場合は会場間の移動はワゴン車タイプのジャンボタクシーで、正直乗降りしやすいタイプとはいえない。
駐車場は、中央卸売り市場を来場者駐車場として、会場までシャトルバスを運行していますが、このバスも市の自家用バスでバリアフリー対応ではありません。

県が開催するイベントの場合は、最寄り駅や近くに設けた駐車場からシャトルバスが出ることも多いですが、通常の貸切バスや送迎バスタイプがほとんどで、リフト付バスとかスロープ付バスが使用されることはめったにありません。

宇都宮市長選挙の某候補者がイベント開催に力を入れるとしていますが、健常者(健脚者)だけが楽しめるイベントなのでしょうね。

会場周辺の駐車場入場渋滞とともに、高齢者・障害者の来場手段および優先駐車スペースの確保が今後のイベント開催の課題点になると思います。

One Reply to “餃子祭りとグルメ祭り もう一つの問題点が浮上”

  1. 強くなければ優しくなれない。(ボソっ)

    いやっ、優しくしたくても、強くないと、何もして上げられなかったりします。(T”T)
    僕も強くはないので・・・

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