ベイシアが5月で閉店、イオンがディスカウント店へ変更、福田屋も8月に閉店予定。
下野新聞サイトより
ベイシア真岡店5月で閉店 老朽化に震災追い打ち
(6月15日 05:00)
ショッピングセンターのベイシア(前橋市、赤石好弘社長)が5月25日付で、真岡店(真岡市並木町1丁目)の閉店申請を真岡市に提出していたことが分かった。老朽化した店舗の震災による損傷が激しく、修繕は困難と判断した。
現在、建物は解体工事中。同社は「跡地利用は未定。小売業など幅広く出店企業を探している」と説明。隣接する福田屋百貨店と合わせ、真岡市中心部を象徴する店舗だっただけに、空洞化への拍車は避けられない。
真岡店は1975年12月、「いせや」としてオープン。2001年6月に「ベイシア」に改称した。2階建て2棟の売り場面積は1万560平方メートル。
ベイシアによると、老朽化のため以前から移転を検討していたが、震災で建物全体が損傷。修復が困難なため休業状態だった。
閉店前の従業員は約150人。正社員は配転し、雇用継続できるパート・アルバイトは益子店(益子町)へ異動となった。
建物跡は8月までに更地とする方針。同社は「いい物件があれば、真岡市内の再出店も検討したい」としている。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110615/541446
下野新聞サイトより
ディスカウント店に転換 イオン真岡店、東日本初 ザ・ビッグエクストラ
(6月16日 05:00)
総合スーパーを全国展開するイオンリテール(千葉市)は17日、スーパーセンター真岡店(真岡市台町)を業態転換し、総合ディスカウントストアの「ザ・ビッグエクストラ真岡店」としてリニューアルオープンする。商品を食品、衣料品、生活用品に絞り、スーパーでの扱いより2~3割安で販売。低価格志向に対応し、売り上げ2~3割増を目指す。
スーパーセンター真岡店は2005年にオープン。直営売り場面積は1万2500平方メートルで、家電や家具も扱っていた。売り上げは当初目標を若干下回るなど、消費者の低価格志向に対応できなかったという。今月7日に閉鎖した。
真岡店はザ・ビッグエクストラとして3店舗目で、東日本では初めて。売り場面積を9900平方メートルに抑え、家具や家電の扱いをやめるなど、取扱品目も3割削減。商品を大量陳列して補充回数を削減し、段ボール箱のまま陳列するなど店内作業を効率化し、低価格での商品提供を可能とする。人員削減は伴わない。
営業時間は午前9時~午後9時。年中無休。空いたスペースは、テナントを誘致中という。
同社の鈴木新樹本部長は「購買頻度の高い生活必需品に絞り込んだ。今までにない驚きの価格を体験してもらう」と話している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110616/542206
東京新聞サイトより
福田屋 真岡店 8月閉店 跡地売却契約も締結
2011年6月15日
福田屋百貨店(本社・宇都宮市)が、真岡市台町の真岡店を八月下旬に閉店することが分かった。スーパーなどへの業態変更を要望していた同市の井田隆一市長が、同社から閉店の意向を伝えられたことを市議会本会議で明らかにした。
同社などによると、真岡店は一九七六年十一月、同社の支店第一号としてオープン。市中心部の中核商業施設として親しまれたが、近年は売り上げが減少。生鮮食品部門に特化を検討したものの、建物の耐震強度不足も判明、閉店を決めた。
同社は取引先などにすでに事情を説明し、跡地を県内企業に売却する契約も済ませたという。 (松平徳裕)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110615/CK2011061502000067.html